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放送大学で、以前、各地の都市計画の授業を履修したことがあった。
担当の先生は、東京の都市計画に関しても、意見を求められたそうだが、先生の出した、都心を囲む地域に労働者の居住区を作り、郊外に高所得者層の居住地を作るという案は、却下されたそうだ。 というわけで、労働者階級の我が夫は、都心の会社から自宅まで1時間以上をかけて通っている。 きょうは、落雷で小田急線が運休となり、夫は振り替え輸送の電車といつもより長い時間バスに揺られて帰って来る予定だ。 地球温暖化が叫ばれてから、明らかに、夏場の豪雨、落雷が増えているというのに、公共輸送機関の落雷対策はどうなっているのだろう? 思えば、私が子供の頃はまだ電車はなく、車両の形はさほどかわらなかったが、ディーゼルエンジンで走っていた。 幾ら、クリーンなエネルギーだからといって、電気だって、発電のときに二酸化炭素を出さないわけはないのだから、電車だって、ハイブリッドがあってもいいはずだ。 と思って検索したら、JR小海線で、もう走っていた。 キハE200形気動車 という。なかなかかわいい。(私は鉄子ではないよ。嫌いじゃないけど) 全部をハイブリッドにするには、まだ問題もあるのかもしれないが、危機対応として、ハイブリッドの動力車両を何%かの車両に備え付けるなり、車両区に配備しておけば、全線ストップや、長時間の列車内閉じ込めなどは、避けられると思う。 たぶん、経営者たちは頭の片隅ではそう思っても、実際の可動コストや採算性の間で、揺れているうちに、落雷に打たれて続けているのだろう。 なんと哀れな。 温暖化によって不幸になるのは、水際に住む人ばかりではないのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月26日 21時03分20秒
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