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ローファットな生活

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2010年08月02日
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8月1日放送のプロジェクトJAPAN(録画)を見ながらこれを書いている。

プロジェクトJAPANホームページ
http://www.nhk.or.jp/japan/


おそらく、国家というものが成長をはじめてから、個人というものは、国家の構成員という立場がら逃れ難くなった。

世界中を巻き込む戦争が起こってからは、国境という強固な壁が立ち上がり、人々の自由な移動すらも阻むようになった。


古代ギリシャには、アゴラを中心とした完全な民主主義が成立していたかのように歴史読み物には書かれているが、現実はどのようなものだったのだろう。不勉強ゆえ、ここで説明できるほど覚えてはいないが。


放送大学の面接授業で「ローマの家族」という講義を受けたときに知ったのは、古代ローマでさえ、ゆるやかな奴隷制が存在し、人々の間に階級差が存在していたということだ。でもそれは、金銭で売り買いすることが出来る程度のものだ。

人間の上下関係というものは、どんな民族誌を調べてもわかることだが、人間が集団化し、共同生活を基礎にしないと生きていけない動物だということから起こる自然な現象ともいえる。

ただし、支配と被支配の立場の差が隔てられるのは、社会の規模によるところが大きく思われる。

人間は、国家の制度上では国民という一つの人種だが、実際には、政治や経済の中心にいる人間が、国家の運営を通して、人の上に立つことになる。


小さな社会では、人々を統率するのは、決定権を持つ人であって、独裁者ではない。

だが、社会規模が大きくなると、その複雑化から、社会の要望と集団運営の間に大きな深い溝が生まれることになる。

特に、ある程度成長した文明を要する地域では、その社会的恩恵(安全保障と経済)をどう守り育てるかに、中央の政治は特化されやすくなる。


そして、個人は、国家対国家のやり取りの中で、切捨てられていく。

自分の体さえ投げ打って、何かを守ろうとした人たちの多くが、そういった社会構造の下で切り捨てられていったのだ。


製鉄所、ダム、高速道路(韓国の行政による保証金の使途) VS 個人補償 もし、戦争で多大な被害を受けたなら、あなたは、どちらを望みますか?


日本の戦争責任は、いまの政治手法では取りきれないだろう。そして、戦争に巻き込まれた被害者たちが、この世からいなくなるのを待っているかのようだ。


日本人として、このような政治的態度を恥ずかしいと感じない、政治家たちがどうあがこうとアジアの安定は結局軍事力任せになってしまうということだ。

このことは、つい先日、民主党が基地移転問題への態度を逆転させたことに如実に現れている。

そして、放送の内容で驚かされるのは、問題解決の交渉の中心が、保証の金額に思えることだ。

何も知らない子供ならまだしも、日本人であることが、恥ずかしくない日本人を私は信用することはできない。

日本がアジアでの安全を守るためには、国家の思想そのものを変化させなければいけないのではないだろうか。


私は、その中のひとつに、領土領有権問題を思考停止させるという手段があるのではないあkと思っている。

独鈷(竹島)、北方領土は、関係する国家間で共有を宣言し、日本近海の島々にも、経済特区を創るのだ。

この場合の経済は、大量の物や人が流通するイメージではない。人対人から成り立つ小さな自由経済活動を活性化することである。

沖縄、奄美、対馬、佐渡、小笠原、など、日本近海の島に、かつての出島のような地区を設けて、島国という特殊性を利用して、日本を解き放つのだ。


これは、とても女性的な発想だ。

多くを得ることが目的ではなく、手を取り合うことそのものが目標となる。

領土や領域の主張を続けるより、島国という地形を生かして、そこに集う人々の絆が、国を守る緩衝地帯にするという考え方だ。

馬鹿にされてもかまわない、これがわたしのハンサムリルへの最初の回答であり、希望である。







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最終更新日  2010年08月02日 12時13分50秒



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