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言わずと知れた、黒澤明の作品である。 長崎の原爆がモチーフなので、まだ見ていない日系人は、恥ずかしさを感じて欲しい。 この映画の中で一番印象的な場面は、 逆さまになった傘を振り回しながら、暴風雨の中を走り続ける老婆の姿である。 突然の、閃光が、空に浮かんだ巨大な目(=ピカ)として表現される。 他に何も言うことはない。 人間が犯した罪の中で、アウシュビッツと原子爆弾の発明ほど、愚かなことは無いと伝わればいいと私は思う。 そういう作品が描き続けられる限り、平和とは絵空事ということだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年08月09日 00時57分28秒
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