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カテゴリ:音楽
休みの前日、ライブに行き、翌日はロスト&ファウンドで遊んでしまったので、きょうは近場で遊ぶことに。 カラオケかビリヤードという案もありましたが、眠気に負けて昼寝をするうちに、体が休日モードに入ってしまいました。 そこで、駅前のレンタルショップでCDとDVDを借りて、家で楽しむことに。 マーラーの巨人は、好きな曲なので、家にも2枚ほどありますが、マーラーの弟子だったワルターの演奏は、あの時代の雰囲気を確かに伝えるすばらしい作品でした。 3楽章のテーマを聴いていたら、オディロン・ルドンの巨人の絵が思い浮かびました。 夫の話では、この曲は、巨人という小説?を元に構想されたそうなので、何か繋がりがあるのかもしれません。 現代の指揮者の多くは、この曲を演奏するときに、テーマを中心として走らせてしまいます。 ところが、ワルターの演奏は、テンポがとてもゆるやかで、牧歌的な雰囲気が漂うのです。 これが、マーラーの感じた時代の香りなのかと思うと、少し特別な音源に思えました。 続いては、K-popのコンピレーション。2004年版です。クレジットに日本のメーカー名が無く、韓国でマスタリングされているのに、日本語の対訳が付いている珍しい音源です。 盗作問題で活動休止中のイ・ヒョリから、ブラウン・アイド・ソウル、チェリー・フィルター、エピック・ハイ、ファヨビなどなど、実力派、11組によるたいへん充実した内容です。 このCDが発売された頃は、日本で、韓流の火が点いた頃のはずですが、冬のソナタに代表されるファン層には、届かない音楽だったのかもしれません。 おかげで、このコンピレーションに参加しているアーティストの作品は、ネット経由の輸入版でしか手に入れることができません。 でも、この6年前のコンピレーションの頃は、まだ打楽器などバックの演奏も打ち込みではなく、音楽本来の楽しさを感じさせてくれます。 80~90年代にかけて、ブリディッシュロックや、テクノの洗礼を受けた私には、商業用のダンスアイドルではない本来のコリアポップスは、地球の裏側に湧き上がった新しい鉱脈に他ならないと感じた1枚でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年08月12日 23時58分11秒
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