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2010年08月16日
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パキスタン洪水被害で390億円支援要請…国連 読売新聞(8月12日)


国際連合は、第二次世界大戦の連合国(戦勝国)が中心となって運営されている。

世界の安全保障と経済・社会の発展に寄与することを目的としている。


しかし、加盟国に、核保有国、共有国のほとんどが名を連ねていることは、あまり注目されていないような気がする。


以下、ウィキペディアで調べた結果

==============================

NPTで保有が認められた国 アメリカ、イギリス、ロシア、フランス、中国

NPTに批准していない核保有国 インド、パキスタン、北朝鮮

核保有国とみなされる国 イスラエル

核開発の疑いのある国 イラン、シリア

NATOの各共有協定国 ベルギー、ドイツ、イタリア、オランダ

(核保有関係国の中で、国際連合に加盟していないのは、北朝鮮だけである)

==============================


安全保障の観点から、抑止力として核を保有する必要があるという説明は何度も聞かされた。


しかし、その抑止力としての核が、隣国との戦争状態にある国で保有されたり、テロリストの手に渡るような地域で管理されていることは、核の拡散はもう止められない速度で進行していると想像できる。


地球は、核の傘の名の下に、いつどこで<キノコ雲>と<黒い雨>が降るかもしれない場所となっているのだ。


ここで、タイトルの本題に戻る。


もし、国際連合が、存在しなかったら、パキスタンは、洪水被害の援助をどこに求めるだろうか?


国境を接する国同志が、戦争状態にあったとしても、甚大な自然災害を前にして、彼らは戦争を続けるだろうか?


国際連合による援助体制の充実は、隣接する地域の領土争いに何ら歯止めとして効果を持たない。

そればかりか、援助を受けて復興した後に、間違いなく停戦状態は破られるのだ。


そう考えると、国連が、援助と引換に何ら平和への取引を行わないことの裏には、第二次大戦の戦勝国として得た利権を手放なしたくない常任理事国の意図が透けて見えると思うのは、さほど見当違いではないかもしれない。


ここ数年、ユニセフへ小額の寄付を続けて来たが、日本の本部は異常に立派な建物だし、ダイレクトメールは、止め処なしに届くし、本当にどこに援助の手が差し伸べられているのか、細かい数字を明かしてくれなければ、信用できたものじゃないと思う。


なにより、地図上の隣国の存在を軽視した(資本主義的)援助活動が、隣国同士の絆を強める機会を奪っているとしたら、世界が平和を手にすることは、非常に困難を極める道ということだ。


日本は、そのような曖昧な活動に資金をつぎ込むだけの団体(国連)の常任理事国入りを目指すべきではないと思う。







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最終更新日  2010年08月16日 11時23分02秒



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