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昨日、TVでパキスタンの洪水被害地の映像を見た。 一面に溢れ出した水が、一向に引かず、人々は、少しだけ高い道に日除けのシェルターを作ってそこで生活していた。 インダス川を挟んだ西の地域では、タリバンによる援助活動が行われているらしい。 現地の人たちは、援助してくれるなら、タリバンでも国連でも誰でもいいと語る。当然だ。 緊急援助隊に対するテロの噂も流れる中、非武装の日本の自衛隊員も現地へ向かっている。 アフガニスタンもパキスタンも、そしてインドも、国連加盟国なのに、近隣諸国が被害対策に対し情報交換も、対策を共有できない、どういうことなのだろう。 いまの国連加盟国間には、明らかに一票の格差がある。 紛争地への支援に鉈を振るえるのは、誰なのかという疑問が沸く。 そうこうする間に、多くの人々が劣悪な環境で餓えや伝染病に倒れていくはずだ。 私達は、その情報を事後に知らされるだけ。 だからといって、簡単に現地でボランティアなどと考えるのは、愚かなことだと、義妹をバングラディシュに送った経験のある私達家族は知っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年09月01日 12時04分26秒
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