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今朝のY新聞一面は、イランの油田開発からの日本撤退。
昨日までの新聞いちめんには、尖閣諸島の問題がいっぱい。 日本政府がいままで大した対策も取らずにいた領土問題に、何故か本腰を入れている。 その目的の中心に見えるのは、レアメタルなどの鉱物資源、石油、漁業の問題などだが、、、 あれほど、環境、エコ、と大騒ぎしていたのに、まだ資源の確保が重要というのか? 資源とそれを加工するエネルギーが無ければ、国内の産業構造が崩れるというのはわからなくもない。 ただ、大企業の多くは、既に工場を海外に移していて、特に中国の工場が不安定になれば、日本企業の多くが影響を免れない。 それに、大量生産と大量消費を原則とした産業が衰退すれば、人間の手による産業を復活させる契機となると、どうして考えられないのか? 中国が、エネルギーを利用して、国内を安定させたいのは、中国内部の問題である。じゃないと、周辺地域で紛争が起こるかもしれないし。 日本の政府や企業は、高度成長期にそれを行っておいて、更にはグローバルに、産業を展開させておいて、中国を批判する資格は無い。 せいぜい、公害で国土を破壊するなよと、忠告するくらいが適当だろう。 (この件に関しては、中国の若者たちが動き出しているので、あまり心配は要らないと思う) 先日、父が亡くなり、私は父が投機(転売)目的で買った山林を受け継ぐこととなった。1ヘクタールしかないその山林は、税金もかからなければ、我が家が支払う組合費(組合によって違うだろうが)は年間1千円である。 ただ、そこには父が植えた杉とヒノキが育っている。切り出して乾燥させて製材したところで、売り物にならないくらいお金がかかる。 しかし、それらの木は父が自分の手で育てたもので、私達にとっては父の形見なのだ。 藤蔓がからまると、木が死んでしまうから、数年前から父に教えられて、春先に山に入り手入れの手ほどきも受けていた。 最近では、地権者が集まってある程度の作業面積を確保すれば、林業の専門家が山の手入れを請け負ってくれるサービスもあるらしい。 だから、専門的な手入れは専門家に任せて、自分の山林の恵みを手にすることだってできるのだ。 数年内には、杉の木を切り出し、父の形見に家具を作ろうと思っている。 木を切り出した後には、広葉樹、特に染料となる木や、炭に向いた木などを植えていこうと思う。 流行の混合植林にするのだ。 家庭菜園より収穫は少なく、長期計画が必要だが、毎年のように山の恵みに出会うこともできる。 日本には、日本の国土を生かした<生き方=仕事の余地>がまだあるのではないだろうか。 それを考えること無しに、今の産業構造を支えることだけに終始しては、日本は赤字国家への転落は間逃れないだろうし、第一、平和とは縁遠い国となるだけだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年09月30日 13時01分36秒
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