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ローファットな生活

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2010年10月04日
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カテゴリ:中国

昔から、スペインやイギリス、オランダなどが、海洋に乗り出しては、発見と称して現地の資産を搾取・略奪してきたわけですが、第一次大戦後、戦勝国による国境線の拡大と領有が顕著になりました。

そして、第二次大戦後、国際同盟から国際連盟と名を変えた国々によって、現在の国境線が各国の領土と所有財産を明確に分割する取り決めが行われたということらしいのですが。。。

地下資源は、地図上の線を越えて流動性を持ちますし、アフリカ、朝鮮半島などでは、種族間を分断する地図上に引かれたほぼまっすぐな線が国境として住民達の生活領域を規定するようになりました。


その結果、相反する風習を持つ種族がそれぞれの優位性を主張して争いとなり、アフリカは、たいへん悲惨な状況にあります。


北と南に分断された朝鮮半島は、38度線の規定により、まったく運営手法の異なる国家として歴史を築く必然性に迫られてきたのに、南側からの資本主義的統一という一方的な要求を突きつけられて、怒らないほうがおかしな話だと思います。


日本の周辺海域でも、島嶼とその領海を巡る国家間の争いが、本来の住民を差し置いて続けられています。

それに、魚釣島が個人の所有地というのなら、何故その個人は、メディアに顔を出さないのでしょうか?


そもそも、日本の海岸線は、本来国の管理する領域であって、戦後のどさくさで例外的に登記された以外は、個人の所有地とは認められていないのです。

近くに陸地の無い小さな島であれば、着岸することさえ、国の許可が必要なのでは?


身近な話では、レアアースをモンゴルから輸入する合意を得て、日本の経済が安定すると考えられる人はずいぶんと気楽な人だと思います。

かつて、モンゴル人の領域を中国とソ連が分断した歴史を誰も覚えていないというのでしょうか?

要するに、日本や先に文明を手にした欧米諸国が、資源を買い取り、物を作り、転売することによって利益を独占することが、先に文明化した国が得て当然の権利と考えていることに他なりません。

そして、その態度を真似する中国に、腹を立てる日本人と日本政府のほうがおかしい。

中国の政治、経済が安定を失えば、いつモンゴル他、中国の周辺領域が紛争地にならないとは限らないのです。


そのような国で生活しながら、エコロジーとか環境問題とかよく口に出せるものだとメディアを見る度に落胆します。

私なんて恥ずかしくていえないから、ローファットと言葉を濁していますが、それでも、実際の生活はお恥ずかしい限りで。。。







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最終更新日  2010年10月04日 11時28分53秒
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