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土曜の法事で、母方の叔母、叔父たちの毒気にやられた。母が法事の配り物に気を取られて、精進落しの席に遅れたからだ。 なかなか姿を出さない母と、何が起きているかわからない私たちの前で、叔父は、「みんなで手分けしてやればいいのに・・・」という。確かに正論だが。 娘二人を抱えた妹(そのうち一人は、具合悪いし)と、先週倒れた私に、母はきょうの式次第を何一つ知らせずに、自分ひとりでやろうとしていた。弟だって(前日、仕事明けに来た)、私と夫(当日の午前2時に着いた)だっていたのに。 それだけではない。 母は、私の病気(乳がんも、過敏性腸症候群も)を、自分の妹弟たちにずっと黙っていた。 我が家では、誰でも罹る病気でさえ、恥じて隠すべき事柄なのだ。 親戚が集まる席では、誰がどこの学校に入ったとか、誰がどこに就職したとか、そういう話ばかりが語られる。 落ちこぼれた上に、マイナス点を重ねる私のことは、誰にも知られたくないのだろう。 中学の頃のいじめも辛かったけど、PTSDと知らされてはじめて、慶事、法事の度に繰り返されてきた叱責が相当きつかったのだと改めて感じた。 母が私たちを甘やかしたのではなくて、同居していた父方の祖母が何もさせなかっただけなのに。 中学で戦後を迎えた母は、家事の出来ない母方の祖母のかわりに叔父、叔母の世話をしてきたから、祖母に文句を言われながら私たちを使うより、自分で片付けたほうが楽だったのだ。 誰も悪いことなどしていないのに、気の短い親戚の叱責に、縮み上がる私の心。 その後、いじめやら何やら、様々な段階を踏んで、私の恐怖心は脳裏に深く根を張った。 今朝は、何度か繰り返された夢が、フラッシュバックに感じられて、不安で床から出られなくなった。 異動日だというのに、夫は会社に遅れて行って大丈夫なのだろうか。 駄目だとしても、失業したら、次を探せばいいだけだけどね。(転職は慣れてるし 笑) 西に向かって。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月18日 17時44分38秒
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