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ローファットな生活

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2010年11月12日
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カテゴリ:カテゴリ未分類

自分自身の記憶としては無いのだが、私は幼い頃、父が母に暴力を振るうのを見てしまったらしい。

そのとき、大泣きに泣いた私を見て以来、父は母に手をあげなくなったという。


DVは、見るだけでもPTSDになるそうだ。


たぶん、そういった日常の不安定の積み重ねがあり、そのことを傍にいた大人が誰もフォロー出来なかったのだろう。


何しろ、手を上げた側の父でさえ、祖父が早く亡くなっていたため進学を諦め、祖母に泣きつかれ家を出ることもできず、入社した穀類の供給公社が民営化されるという時代のうねりの中を生きなければならなかったのだ。

当時はいまみたいに精神医療も普及していなかったから、父は人生の苦痛を自分の身体に吐き出した。いわゆる、心身症である。


私が小学校の高学年の頃に、十二指腸潰瘍で、十二指腸と胃の半分を切ったのだ。


幼稚園を勝手に抜け出し家に帰るほど、子供の輪に溶け込めなかったこと。

友達付き合いが苦手で、更には男の子たちにいじめられ続けた小学校の頃のこと。

女の子の集団から、心に大きな傷をつけられた中学時代のこと。

家に遊びに来た友達の苗字を聞いて、その字を使うのは同和地区出身者だという祖母の話に傷ついたこと。(それ以来、苦しくて友人との付き合いが深められなくなった)


股関節(骨盤も)の異常には、高校生の頃に気づいていたけど、脚をまわすと関節のずれと痛みが治せたから、25歳になるまで誰にも相談したことはなかった。

(自分で言うのもなんだけど、ずいぶん乱暴な人なのだ 笑)


だからもう、自分のことを許そうと思う。

この先の人生を良く生きていけばいいと思う。

戦後の苦労を味わった両親のことを思えば、これから私がしていく努力は、苦労でもなんでもない豊かな生活だ。


私には夢があった。


かつて、アニメーションの勉強を反対され、夢を諦めてから。

いつかアニメーションの制作から上映まで全部できるラボラトリーを夢見るようになった。


誰もが、気軽に映像制作の機材を利用できる場を作りたかった。


コンピュータが普及したいまなら、パソコンとソフトがあれば、簡単な作品は作れるけれど、当時は、撮影から現像までがとても大きな負担だったのだ。


いまの日本は電気が当たり前に供給されて長いから、パソコンでアニメーションでもゲームでも何でも作れる。

でも、そんな生活が、地球上のあらゆる場所に普及するとは限らない。


しかし、情報は人伝えに流れてくるから、若者たちが地方から都会に流れ出るように、新興国から先進国を目指す人の流れは止められない。


それでいいのだろうか?


人材の流出で荒れていった日本の山村のように、地球のあちこちで閑散とした土地が増えてほんとうにいいのだろうか?


と、そんな世界を改善する秘策を、実現するという課題ができました。

そしてそれは、ある意味私の新しい人生への第一歩です。


目標、5年後を目指して、ある世界をちょっと変えてみせます。


有言実行。ファイティン!







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最終更新日  2010年11月12日 11時10分52秒



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