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ローファットな生活

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2010年11月15日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
メールでの対話です。あまりに面白いのと、相手の方はブログを更新しないので、ここに載せちゃいます。事後承諾(笑)。

---------------------- K氏 ------------------------

福岡市長に36歳高島氏 民主推薦の現職破る 日本経済新聞 電子版
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819891E3E3E2E0978DE3E6E3E3E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2


いまや、国政がみずからの躯体をどう計ったらよいか、迷路に迷い込んでいるうち
に、地方では、国政の方針決定をはるかにしのぐ勢いで現実路線の敷設が進んでいる。

道州制が議論され始めてから、地方自治は、シルクロードや海洋交易に比するよう
な地方交易が広がりつつある。

それは、神経細胞が信号を伝え、身体を動かすことを可能にしている‘シナプス’に
類似している。

刺激を信号に変えて、軸索と呼ばれる一種の神経ケーブルが遠隔地に伝えると、そ
こで新たな運動が生じる。

運動はまた刺激となり快感をともなって、その地域独自の文化でそれを加工しよう
とする。

加工したものはまた軸索を伝ってさまざまなエリアに伝播する。

辞書によると、交易とは「物品の交換や売買」とある。簡潔で明瞭な定義である。


------------------------- 私 ------------------------


結局のところ、世界はグローバル化を防げなかったわけだし、その潮流をどう捉えるかが、明暗を分けることになる。

アジアも例外ではない。親元に引きこもると、北朝鮮のような結果が待っているだけ。


------------------------- K氏 -----------------------


グローカルというイカさない言葉がありますが、グローバル化の細胞にはローカルがいつも介在しているのです。

そのローカルはかつて、バケツリレーのようにつないでつないで、日本からシルクロードを通ってヨーロッパにまで到達したような、それぞれは小さな細胞の集まった小さな社会でした。

人間の道はつながってできたものだったはずです。

地方にあるスーパーマーケットのように巨大化したグローバルマーケットのかたまりは、やがてコミュニケーション不全に陥り、子どもに対してまで「いらっしゃませ、レジ袋お付けしてよろしいですか?」などと、‘いきなり消費者‘扱いをするような不健全な社会を現出するに至ってしまった。

マクロのためにミクロを抹殺しようとしたのだ。

いま、地方自治体が進めようとしている政策のなかには、上述したような‘たいそうなパラダイムの創出’ではなく、地方と地方をつなげ、そこからまた別の地方がつながってアジアを形成する PaxAsiana のゆるやかな動き、そして地方自治と互助的連帯が同時に育ちつつあるように感じる。


-----------------------------------------------------

メールは、以上です。


神様でもないのに、他人の生活環境を引き裂いて国境線を引いた人たちがいたことが、いまの世界の混迷を生み出したのではないでしょうか。

だいたい、隣接地域での交流が続いていれば、何か揉め事があってもそれを小さいうちに解決することができるはず。

尖閣諸島にしても、竹島にしても、北方領土にしても、国対国の関係にするから、面倒な争い事に進展してしまうのではないでしょうか。

そりゃあ、狭い島国だから、領海やその海底資源が大切という意見もあるでしょう。

でも、その資源で利益を得るのは、その資源を活用できる企業でしかないわけです。

その企業がずるして利益を海外にプールしたら、日本には何の利益ももたらしません。

だから、どの国が開発しようと、その国が占有するのではなく、一般入札で販売すれば問題ないわけですし、更には、領有権を主張する隣接地域は、その開発費を応分負担し、それによって資源を優先的、あるいは安価で得られることにすればいいはずです。

商業原理に基づけば、面倒な手続きも簡略化できます。

K氏は言いたいのは、昔はそうして資源を分かち合い交流していたということだと思うのです。





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最終更新日  2010年11月15日 17時32分13秒



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