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カテゴリ:映画
きのう、趣味と実益を兼ねて、夫と近くのシネコンで見てきました。 いやー、T-ara&超新星のTTLはいい(^^)v。 って、ご存知無い方には、何のことやらの世界ですね。なにしろ、この映画は、韓国の人気歌手のコンサートのライブ映画で、全編韓国語(もち字幕あり)なので、いま音楽チャートをにぎわせている韓国のガールズグループの歌も、ぜんぶ韓国語版です。(そのほうが雰囲気ありますが) ライブ映像だから画質はいまいちですが、おそらく、コンサート会場は相当広そうなので、現地に居たところで、こんなにはっきりとした姿では見られないことでしょう。 前半の知っているグループの歌が流れているときは、隣に夫、後方には誰もいないのをいいことに座ったまま踊ってました(笑)。 何しろ、夜9時台の上映だったこともあり、場内の観客は我々を含めて6人。まるで、インディーズ映画を見ている気分です。 そして、唯一NHKの番組収録で見たことのある、東方神起のバラードが、韓国語だととても味わい深いことを再確認しました。慣れない日本語で歌う彼らは、正直可愛そうです。 更には、字幕ではじめて歌詞の意味を知って、ある歌などは、きっと38度線近くのスピーカーから北に流されているのだろうと思われる内容でした。 K-POPの輸出は、韓国の国策です。人口も少なく、これといった産業を興すこともできない韓国にとって、古来より芸能は国交の武器でもありました。 これからのアジアの安定を考える上でも、アジア各国の文化の受容と、日本文化の発信は、重要課題と感じます。 たかがポップス、されどポップス。 K-POPには、世界各国の音楽の要素(モータウン、ユーロビート、ボサノバ、テックスメックスなど)がちりばめられていて、それが韓国本来の音と融合したクリオールの音でもあるのです。 かつて、高度成長期に海外の音楽の日本訳が受容されたように、韓国ではいま、海外の作曲家たちの曲に韓国語の詩をつけた歌が多くみられます。 だから、意味もわからないまま洋楽を受容した世代には、たまらなく魅力的です。 1月封切の2010版は、いま売れている歌手がたくさん登場する予定なので、またきっと映画館に足を運ぶことになるでしょう。 その頃には、もう少し観客が増えていて、もう少し和やかな雰囲気の中で鑑賞したいものです。 客席が静か過ぎるのも、ちょっとね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月16日 10時08分46秒
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