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2011年01月06日
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カテゴリ:読書

5冊組みの「現代韓国詩選」を古本屋さんから手に入れました。

齋藤?さんの本で読んだ韓国の詩人たちの事を、もっとよく知らなければと思ったからです。


太平洋戦争時、日本には空襲はありましたが、沖縄以外の人たちは、歩兵戦の現実を知りません。

ましてや、親兄弟、親戚、仲間同士が分裂して、まさに血で血を洗う戦いを繰り広げた国は、世界中を見渡しても、わずかしかありません。

その一つが韓国と分かたれた北朝鮮であるということを知ってからというもの、韓国への興味から手にした詩の断片が、私の心を捕らえて放さなくなったのです。


去年の春から勉強をはじめた韓国語も、ようやくハングルの判別ができるようになり、これから韓国語話者として成長していくためにも、自分の背中を押すつもりで、この詩集を買い求めました。


私には、在日韓国人の知人がいますが、彼女に向けて朝鮮半島についてどう語ったらいいか、いまだに思いあぐねています。

韓国の現代文化に親しむ度に、日本の占領下にあった当時の様子も伝わってきます。


隣接する国家間の争いは、ある種避けがたいものもあるのかもしれません。

しかし、人間が大量破壊兵器を手に入れてから、戦争による被害は、甚大かつ深刻なものに変化しました。


そのことを認識せずに国家を語ることは、グローバルな視野に立てば、恐ろしく利己的な行動です。


戦時中、群馬県の中島飛行機の工場に動員されて、地面を掘っただけの塹壕で何度も空襲を経験した父の語る戦争と、テレビの画面に映し出される紛争の様子は明らかに違います。

そこには、逃げ惑う人の姿が無いのです。

そんな絵に描いたような戦争で物事が決着すると信じて、軍備を増強すればいいなどという人がいる限り、私は力を尽くしてその声に反旗を掲げたいと思います。


次の世代に預貯金も何も残す必要など無いのですから、私は私のやりたいように生きると決めました。








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最終更新日  2011年01月06日 18時31分29秒
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