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きょうは練習仲間が来られるというので、午後からクライミングジムへ行ってきた。 リニューアルしたボルダーエリアのスラブと垂壁でアップした後、 夕方まで、レベルアップスクールからの付き合いのOさんと練習。 結果らしい結果は出なかったけど、あと一歩の宿題がたくさんできた。 つまり、進歩はしているということ。(^^) そして、仕事帰りに夫も来るというので、Oさんが帰られた後、そのまま待機。 コーヒーブレイクしてから、賑わうロープエリアで他の人が登るのを見ていた。 すると、小さな子供が、父親と思われる男性のビレイで登る姿に遭遇。 大人でも難しい課題(大人のほうが重力がきついのかもしれないが)を がんがん登っていくではないか。 なんとなく、目が離せなくなってそのまま眺めていたら、 その子が終了点に近づくにつれて、目頭に熱いものを感じ、慌ててタオルでぬぐった。 詮無いこととはいえ、子供を宿したことのある身。 ついつい、自分の子供が生きていたら、 こんなふうにいっしょに楽しむことがあっただろうかと思ったのだ。 出産に向かない身体に、不妊治療の出遅れ、それに追い打ちをかけた乳がん。 諦めたはずなのに、子育てへの憧れが脳裏をかすめる。 さすがに、大勢の人が集まるジムの中で、大泣きは出来なかったけど、 心の中に眠っていた悲しみをまたひとつ見つけることができたから、 与えられたいまを生きるしかないのだと、またひとつ覚悟が深まった気がする。 寂しくないとは言わない。 でも、私にも、幸せかどうかはともかく、 残された時間を生きる自由はあるはずだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月30日 04時26分53秒
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