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駐車場に戻り、コンビニで買っておいたサンドイッチを食べてから、玉堂美術館近くの無料駐車場に移動した。
朝通った時はガラガラに空いていた駐車場がほぼ満車。1台分の空スペースをみつけてちょっとほっとした。 この先、下流の課題は人気の岩ばかりということで、オブザベーションと散策だけすることにして、荷物を持たずに手ぶらで歩きだした。 玉堂美術館に併設された店には、マダムたちの姿がぎっしり。 連休の御嶽は、観光地なのだと改めて思った。 散策路を河原に向かいながら、100岩で課題岩をチェックしていく。 そして、また橋を渡って対岸に。今度は吊り橋ではなくて、普通の橋。 対岸の岩には、8人くらいいただろうか。何しろはじめてだし、知った顔も見かけないので、どの岩か特定できず。遠巻きに眺めてから下流に移動した。 河原には、ごろごろとした岩がころがり、岩と石ころと砂地の間をぬって歩くのが楽しい。 子供の頃、渡良瀬や、山間の沢で遊んだ記憶が足裏に蘇る。 私の家の近くでは、石ころも丸く磨かれて、こんな起伏は無かったけど、それでも川の流れを横目に遊んだ日々を懐かしく思う。 まして、もっとずっと遊んでいたかった、渓谷への思慕となれば尚更。 (長瀞も家から近かったので、よく連れていってもらった) 課題岩が途切れたので、遊歩道に戻り、下流へ向かう。 水際の岩の間から、対岸に大きな岩と、それに群がる人影が見える。 忍者岩だ。でかい! 遠目に見ると、クライマーと岩との対比に唖然とする。あれを登ろうと誰が考えたか知らないが(トポ見ればわかるか 笑)、その途方も無さに笑えてくる。 クラッシュパッドを背負った若者が二人、私たちのほど近くから、動揺に忍者岩を眺めている。 彼らもいつか登りたいらしい。 記念にといいながら、写真を撮って立ち去っていった。 この先下流には、ハイボルダー(まず登らない課題。後にトップロープがかけられると知り、登りたい課題となる)しか無いので、引き返して、御嶽の駅前に向かった。 息が切れる長い不安定な石段を登りきり、対岸の道路に出た。 少し歩くと御嶽の駅舎が見えて、左手には料理旅館の駐車場。 対岸の道を走っていたとき見つけた、古い建物である。 気になって玄関先まで足を運ぶと、古い料理旅館の瀟洒な佇まいが現れた。 こんな楽しみも御嶽にはある。紅葉の頃にはさぞかし賑わうのだろうか。 帰ったらネットで調べてみようと話しながら、駅前の土産物店に立ち寄り、試食したゆず羊羹を母への土産に買って帰った。 了 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月12日 17時16分16秒
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