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カテゴリ:趣味
ソファーで眠った朝、早く目が覚めたので、カメラをお供に散歩してきました。 七夕の朝は雨。家々の庭も、畑の作物も、ほこりを洗い流されてきれい。 芋の葉にたまった露で短冊に願を書くというけれど、 雨が降らなければ、墨をするほどの露がつくはずもなく、 短冊を飾るというけれど、この季節、笹の葉は枯れて変色していますから 自然のままでも、短冊を飾ったように見えます。 5月に植えた苗のまわりには、雑草も育っていることでしょう。 長雨の間、蚕の管理に追われる織姫と、 田畑をまわって仕事をしている牽牛が会えるはずもありません。 満天の星空に浮かぶ天の川にガンが飛ぶ景色を見ながら、 せめてこの日晴れたら二人が出会えると、 ささやかな願いを伝承に託した、昔の人々の心性に触れる思いがしました。 まあ、直接話が聞ける相手ではないので、空想ですが(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年07月07日 10時27分07秒
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