オリオン座流星群
9月に入った頃だろうか、夫が、星が見たいと言い出した。天体望遠鏡を買おうと言う。しかし、天体望遠鏡というのは、非常に買うのが難しい玩具だ。いまどきは、大人買いのお客向けに高価なすてきなのがたくさん出ているが、住宅ローンで逼迫する我が家の予算ではそんなものは無理だ。かといって、小遣い程度の値段のものを買うと、肉眼より観察し難いというひどい目に遭うことになっている。記録する必要もなくただ星を見たいだけなら、上を向いてじっとしていればいいのだ。だから、話を聞いたふりをして、ずっと注文しないでいるのだが。。。きのう、新聞でオリオン座流星群の記事を見て、夜中に公園とベランダで観測をした。夜の公園でちょっとねばったら、オリオン座の中を横切る大きな流星も見られた。やっぱり天体観測は楽しい。冷たい風に吹かれながら、延々と空を眺めているのが何故楽しいのか?デッキチェアでそんなことを考えていたら、あっという間に時間は過ぎてしまう。先週末、例のクリスタルディスクのサンプル盤を聴いたのだが、星空に似合うのはあんな音ではないかと思う。