一部の方々、お待たせしました。飛行機マニアのK君登場。付き合ってないよ！　先に言うとく（笑）

12月中旬、かなりストレスが溜まっていた私。メールでちょっと愚痴ったら、電話をくれた。
「いろいろあってさぁ、一人でどっかに行ってしまいたいわ」
話の流れでそう言うと、K君が一言。
「場所は提供するけど、俺に迷惑かけんなよ」

・・・むっかー！！！

「何、その言い方！　誰が頼るかい！　間違ってもそっちに行けへんわ！」
「そんな怒るなよ」
「怒らいでか！！」
「いや、プチ家出で（男の一人暮らしの所に）来たら、誤解されて問題になるだろ？　ややこしい事、困るだろ？　そういう意味だよ」
「いーや、俺に迷惑かけんなって言うた！　それやったら、お互いトラブルになれへんようにって言うはずや！」

・・・しばし沈黙。

「言い方、悪かったな」
「悪かったね。何か奢って」
「はあ？」
K君は年末年始、実家の東京に戻るらしいので、帰阪する1月4日に会うことになった。
「じゃあ、どっか探しといて。上限一人5000円な」
てなわけで、ステーキやハムで有名な三田屋のコース料理に決定。

難波駅に19時集合。
関空発の電車から降りてきたK君は、ネルシャツにダブダブの上着、重そうなリュックに髭ぼーぼー。私でも大阪（中心部）に出る時は、それなりにちゃんとした格好するぞ（汗）
「あんた、東京に行ったんじゃなくて、山にこもってたんちゃうの？」
「仕事が忙しくて剃ってねえんだよ。荷物はカメラとか入ってるから」
「何で実家に帰るのに、一眼レフなんか持って行くん？」
「仕事も兼ねてたからな。（空港の）取材もしたんだよ」
「んな格好で、店に入れてくれるんかなぁ・・・？」
そう心配しながら、とりあえず真っ直ぐ三田屋へ。店員さんは、何事もなく入れてくれました（感謝）
コースメニューを見ると、2800円、3500円、8000円。5000円丸々使ってやろうと思っていたのに・・・。
「8000円のでもいいぞ」
K君はそう言うが、プロフェッショナルな仕事をしている割には安月給。その上、一人暮らしはお金がかかる。
「・・・3500円のでいいや」
私の遠慮をよそに、K君本人は8000円のコースにしよった。ま、自分のお金だからね。ええけど。

・・・で、美味しかったっす・・・（泣）
疲れて、食べながら居眠りをこくK君。その皿から、肉を何切れか拝借して、モヤシをお返し。目が覚めて自分の皿を見て、首を傾げる。
「あれ、肉、こんなに食ったっけ？」
「寝ぼけながら、食べてたで」
「もやし、多いな・・・」
「多いねぇ」

生意気な態度をとった代償じゃ。一生、騙されてろ。ふっふっふ。