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カテゴリ:濃厚な大阪・関西ネタ
実は今日、近所の関西電力のイベントに彼らが来たのだ。 このイベントは秋の連休に催される恒例のもので、芸人が必ず来る。 関電が吉本芸人をイメージキャラクターに起用しているせいだろう。 去年は1日目に池乃めだかが、2日目に桂小枝が来た。 池乃めだかのことは「めだかとじゃんけん」で報告したので、覚えてる人もいるかも? 私はこの年、連日見に行ったんだが(暇人てか^^;)、桂小枝のレポートをしなかった。 何故か。 テレビで見るのと全然違ったからである。悪い意味で。 何が気に入らんのか知らんが、テンション低いわ愛想悪いわ、「何やねん!?」って感じ。 カメラ撮影も禁止で、白けまくっていた。 だから、テレビでハイテンションな小枝を見ると、やたらとムカムカする。 で、今年。 かつみ・さゆりが来るということで、お昼に行ってみた。 彼らを見ようと、イベント会場(ビルの2階)は観客がてんこ盛り。 ところが、予定の時間を10分過ぎても現れない。 「えらい引っ張るなぁ」 あちこちからそんな声が聞こえてきた頃、何気なく部屋の外の階段を見ると、 派手派手な衣装で駆け上がってくる女性の姿が。 そして、司会の女性が「お待たせしました~」と、 観客席より15cmほど高いだけの舞台に上がり、 ほどなく、かつみ・さゆりが舞台後ろの控え室から飛び出してきた。 「遅れてすいませんでした~!」 開口一番、頭を下げる2人。 この近辺で大渋滞に巻き込まれ、数十分もの間、全く身動きが取れなくなったという。 実はこの日、近隣のテーマパークに、NHKの子供番組「いないいないばぁっ!」の 「わんわん」という着ぐるみキャラクターが来ることになっていた。 子供達に大人気のそのキャラのせいで、幹線道路はとんでもないことになっていたのだ。 「わんわん」・・・・・・恐るべし。 さて、夫婦漫才を始めるかと思いきや、さゆりちゃんが言った。 「は~い、写真、どんどん撮って下さいね~!!」 常にデジカメを携帯している私は、それを聞いて慌てて取り出した。 ええんか、今日はええんか!? デジカメやら携帯やらで、バシバシと撮影が始まる。 舞台近くに立っていた私は言った。 「さゆりちゃん、こっちも!!」 「は~い!」 あ、さゆりちゃんの名前しか呼べへんかったな・・・かつみ君、ごめん^^; しかし、何てサービス精神が旺盛なんや!! 小枝とは、えらい違いやないか!(←根に持っている) 舞台近くには何人もの子供がかぶりつきで見ていた。 普通はもうちょっと下がるように言うんだが、彼らは反対にウェルカム状態。 子供達が、さゆりちゃんの「ぼよよ~ん」が好きなのを知っているからだ。 漫談をしながら観客とのやり取りを絡めていく上手さは、さすが芸人。 終始、笑いが絶えない状態だった。 (因みに私は、かつみ君に「地元の人ですか?」と聞かれた(笑)) 10分遅刻したからということで、終了時間を自主的に20分オーバー。 それでも、あっという間に思えるほどの楽しさだった。 やがて控え室に帰ろうとする2人に、観客が殺到。 子供達はさゆりちゃんに群がるし、おばちゃん達は2人に触ろうとするし、 そりゃもう、すんごいことになっていた。 めだかの時も小枝の時も、こんなことは全くなかった。 司会の女性が、 「後でもう一度、舞台がございますので、撮影はその時に~!」 と叫ぶものの、みんな聞いてない(ってか、無視)。 だって、2回目の舞台まで1時間以上あるし、待ってられない人もいてるやん? で、私はというと、後ろに押されて殺到した1人になってしもうた。 (ほんまやで、人のせいにしてへんで^^;) こうなったら、ええい、「さゆりちゃん!!」 しっかり笑顔で応えてくれた、さゆりちゃん・・・ええ人やなぁ。 かつみ君は、横の白いシャツ・・・切れててごめんね(笑) でね、つくづく思ったんやけど。 客を前にしている間はサービスに徹する、これが芸人やんか? 最近の芸人って、自分より客を下に見たり(上方芸人にあるまじき行為じゃ)、 営業先の規模や場所によっては手を抜いたりしよる。 小枝なんか、正にその典型(←まだ言う) ところが、かつみ・さゆりは可能な限りのサービスを提供して、客を大満足させた。 これぞ芸人っしょ!! (因みに、写真撮影を求められたら必ず応じるらしい・・・ファン思いよね) てなわけで、かつみ・さゆりは私の中でトップクラスに位置づけられる芸人になった。 かつみ君、さゆりちゃん、応援してるから、頑張って借金全額返済してね^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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