ナショナル（パナソニック）洗濯機NA-VR1100について
購入したのが2007年10月頃、約2年半ですが
乾燥不良が目立ってきました。
最初はやや「しっとり！？」位だった乾燥具合が
「ぐっしょり」に変わり、、、、これは乾燥とは言わない
乾燥2回でも乾燥しなくなりました。
ネットで調べてみるとヒートポンプの目詰まりが原因と
いうのがちらほら。
とりあえず、サポートセンターに電話すると、込み合っているので
1週間ほどで伺いますとのこと。
むぅ、、、不便
さらに「H」と「R0」のエラー表示が出て、全くドアが開かなくなりました。
これ、高温になっているのでしばらくしないと扉が開かないみたいです。
電源を抜いて、しばらくしてからあけるように言われました。
それにしても、不便なので自分で分解掃除に挑んでみました。
重くて大きい洗濯機を洗濯パンから降ろして、裏のパネルを解放。
ビスの長さなどが違う物もあるので要注意です。
自分で分解してやろうと思えるレベルの人なら何の問題もなく
ヒートポンプまでたどり着きます。
ヒートポンプの脱着もよく見てから始めると問題ないでしょう。
ヒートポンプは下記のグレーのケースに収められています。
裏のパネルを外して、ヒートポンプのケース左上のダクトを外します。
ケースにはわせてあるコード類も外します。
右側のファン側とはパッキンが差し込んであるだけなので左に抜くように
して外します。
ケース下に付いている除湿用の排水ホースも外します。
グレーのケースを取り出して、6箇所ほどのビスを外すとフタが開きます。
中には車のラジエターのようなものと黒いコンプレッサーがあるはずです。
このラジエターとコンプレッサーはケースに差し込んであるだけなので
持ち上げれば取り出せます。
ラジエター部分は傷めないように掃除機などで吸いながら歯ブラシなどで
ホコリやゴミを除去しましょう。
※ここまでやっている人なら相当に汚れているはずです。
ケースの底に除湿する為のホースをつなぐ部分がありますが、ここに
ホコリが廻らないようにケースの内側にフィルターがあるはずです。
これもキレイに掃除しましょう。
ここの掃除を怠ると排水不良などでエラーが検出される場合があります。
ケースの底には排水用のモーターが付いているので掃除の前には外して
おきましょう。
存分に掃除が終わったら逆の手順で組み込んでいきます。
せっかくなのでダクトなんかも掃除しておきましょう。
設置の時に排水ホースが邪魔だったり、上手く設置できないときには
赤の丸印のビスを外し、パネルを外して中にある黒いパネルも外すと
排水ホースに正面からアクセスできます。
キチンと排水ホースがつながっていることも確認して作業しましょう。
ちなみに分解清掃後は見違えるように快調に動き出しました。
もちろん、メンテナンスモードで調べるとエラーが出ていた形跡は
残ります。
乾燥も新品の時のようにカラッカラに乾き、時間もあっという間に
終わるようになりました。
その後、修理依頼をしていたのでパナソニックのサービスがやってきて
私がキレイに掃除したヒートポンプをアッセンブリで交換していきました。
♪(*￣∇￣*) エヘヘ
（せっかく掃除したけど、新品になってるほうが安心ですしね）
そのサービスは特に中を見るわけでもなく、エラーが出ていたログが
あるので保証期間内のヒートポンプを交換して行きました。
でも、フツーに掃除なんてできない箇所がホコリで詰まるなんて問題が
あるのではという話をすると、そんなに問題は出ていないと言って帰って
行きました。
が、、、ヒートポンプを常備してサッサと交換するあたりは日常的に
交換しているんでしょうね。
また、乾燥の具合が悪くなったら今度は保証期間もとっくに終わっているので
自分で分解掃除をすることになりそうです。
この部分さえ、改良されれば良い機種なんですが、おそらく風量の関係などで
これ以上ホコリなどが入らないようにすると乾きが悪くなったりするんでしょうね。
もう少し、メンテナンス性を考えれば良いんでしょうけど、ほどほどに壊れるように
作ることも必要なのかもしれません。Σ(￣□￣;)
まぁ、原因がはっきりしたのでしばらくはこの洗濯機に働いてもらいます。
次にパナソニックの洗濯機を買うかどうかはわかりませんが、メンテナンスは
慣れたので（2回ほどバラしたので）もしかすると、他のメーカーより違う意味で
安心かもしれません。（苦笑）
そうそう、交換作業などは「無償」で行ってくれました。
わはは～～
