乗り過ごし常習犯~関西編
管理人は、現在兵庫県の神戸市に住んでおります。こちらにやって来て、7年ほど立ちますが、こちらでもたびたび乗り過ごし事件を起こしております。しかし、こちらには強力な助っ人がおります。それは、携帯電話といずもまり(管理人の義姉)さんです。携帯電話でいずもまりさんにSOSを発信して迎えに来ていただく。という帰宅方法があるのです。管理人の最寄駅はJRの垂水(たるみ)という駅です。例によって土地勘のない方は下の路線図を参考にしてください。だいたい管理人が乗り過ごしてしまうのは、三宮から電車に乗った時なんですが、いずもまりさん宅(管理人の兄貴宅)は神戸市営地下鉄の沿線にあります。1度だけ、この市営地下鉄でも乗り過ごしたことがあります。実は神戸というところは起伏が激しく、特に市営地下鉄は山に向かって行くので、1駅だけの乗り過ごしでしたが、歩くとかなりしんどいのです。それに比較してJR沿線は海沿いを走っていますので、ほとんどが平坦な道です。さらに、三宮~明石間は1駅区間が短いので、垂水~明石間は駅が2駅ほどありますが、結構歩けてしまいます。いずもまりさんに電話しても、たまに酔っ払って寝ている時がありますので、明石程度の乗り過ごしの場合はよく歩いています。問題は、明石よりも西に行ってしまった場合。JRの各駅停車は、西明石行きが多いので、たいてい乗り過ごしても西明石まで行ってしまうくらいです。ただし、西明石~明石間は距離が長いので、明石まで歩くのがしんどいのです。そんな管理人の、西日本最大の乗り過ごし事件は西明石のさらに西側。魚住という駅まで行ってしまったケースです。この時も、またまたキャバクラ帰りで財布の中には¥1,000円札が1枚だけしかありません。いくら何でも、チョッと距離があるので、いずもまりさんにSOSを…と、ところが…携帯電話の充電が切れている…あんなものは、電気がなければただの箱です。何の役にも立ちません。ならば公衆電話で…普段、携帯電話を使うことが多いため、電話番号を覚えていない…強力な武器のハズなのに、電気がなくて、まったく何の役にも立たない箱。仕方がないので歩きましたよ。先日の目黒~登戸間に較べれば、遥かに近い距離です。おそらく半分くらいの距離だと思います。海岸を走る国道2号線沿いにひたすら歩きます。しんどいのは明石まで。明石に到着すると、もうあとは目と鼻の先です。途中、明石海峡大橋の下をくぐり、その橋脚の大きさに感嘆しながら家路を急ぐ管理人。 これは淡路島から見た神戸市と明石市ですが、この海岸沿いを歩いていたと想像してください。この時は、到着したのが深夜3時半頃だったと思います。そして、これ以降、乗り過ごし事件はほとんどなくなります。それは、必殺技を身に付けたから。いや、必殺技と言っても乗り過ごさないための方法なんですが、缶コーヒーを1本買って電車に乗る。たったコレだけです。ポイントは必ず開けて、半分以上中身が入った状態で手に持っていること。つまり、うっかりウトウトしてしまうとコーヒーがこぼれて気がつく。という仕組みです。その前に、管理人の場合は服が汚れるのがイヤなので、ほとんどウトウトしません。非常に原始的ですが、電気がないと何の役にも立たない箱より、遥かに信用性のおける手法です。事実、このワザを発見してから、乗り過ごしをしなくなりました。こんな単純な方法、もっと早く気付けよっ!なんてツッコミもあるでしょうが、何はともあれ、めでたし、めでたし♪乗り過ごしシリーズ、おしまい。Copyright(c)-2004 BUDDA1967. All Rights Reserved.