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カテゴリ:その他
昨日はバレンタイン・デーでしたね。
ちなみに私は何もありませんでしたが。 昨年のTV番組「世界がもし100人の村だったら4」で紹介されたコフィー君と、その兄アペティー君の話を観て泣きました。 チョコレートの原料となるカカオの生産を多く占めるガーナで、家が貧しいために学校にも行けず出稼ぎでカカオ農園で働かされている子供達がいます。 朝から水汲み・カカオ獲り・皮剥きと仕事は沢山あります。 コフィー君はまだ6歳で、仕事中についちょっとお喋りをして皮剥きの手が止まりました。すると農園のおじさんから罰を与えられました。 罰はスクワット40分間です。でもコフィー君は黙ってスクワットをやり遂げました。 兄のアペティー君は少し学校に通ったことがありますがコフィー君は学校に行ったことがありません。仕事が空いている時間には、アペティー君がコフィー君を放課後の誰も居ない学校に連れて行き、教室を見せてあげたり、算数を教えてあげていました。 アペティー君は弟のコフィー君を「学校に通わせてあげたい」と言っていました。 彼等は“カカオはチョコレートの原料になる”ことは知っていますが、チョコレートというものを食べたことがありません…。 その日以来、私はチョコレートを見るたびにコフィー君達を思い出します。 このように貧しい家の子供が学校に通う権利を奪われたり、途上国の立場の弱い人々が原料や生産品を不当な価格で取引きされることを防ぐために1989年に結成された IFAT(国際フェアトレード連盟:International Fair Trade Association)は、「フェアトレード(公正な貿易)」の普及を目指しています。 カカオに限らず衣類・雑貨・食品などを、生産者・購入者・消費者が一環となって正当な価格で取引きするというものです。 一昨日のニュースで観ましたが、今年のバレンタイン・チョコレートはフェアトレード商品も注目されていました。一人でも多くの子供達が学校に通えるようになることを願います。 世界がもし100人の村だったら IFAT(国際フェアトレード連盟:International Fair Trade Association)←英文です 世界フェアトレード・デー2007-公式サイト ←2007年は5月12日(土)開催です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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