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SOULが好き!インコのひとり言

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2007/11/09
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カテゴリ:音楽(R&B、HIP HOP)

 オール・アイ・ハヴ / エイメリー


【Aポイント+メール便送料無料】エイメリー Amerie / Touch (輸入盤CD)

遂に、初めてのビルボードライブ東京に行ってきた。

スティーリーダンで8月に開幕したビルボードライブ東京だったが、
しばらくはアーティストの来日情報だけで様子を窺うことに。

しかし、エイメリーの来日を知った時は、機会を逃すまいと即予約。

エイメリーは、
デスティニーズ・チャイルドの、解散コンサートに抜擢されたり、
ポスト・ビヨンセなどと、ついビヨンセと比較されてしまうが、
個性は全く違う。

ビヨンセにはワイルドな色気があり、
一方のエイメリーにはエキゾチックな色気がある。

それもそのはず、エイメリーはアフリカン・アメリカンの父親と、
韓国人の母を持つ。
画家・シンガー・ピアニストである母親の影響のせいか、
幼少期から音楽に対する才能に恵まれ、独特の民族的・神秘的なサウンドもエイメリーならでこそ表現できるのかも知れない。

Amerie - “touch”


自由席の予約で1人で行ったので、
たまたまステージ最前列のテーブル席に相席になった。

大好きなスピリッツを注文し、相席になった方達とご縁に乾杯♪
開演までの時間、歓談したり、一緒に喫煙室に行っているうちに、いよいよライブが始まる。


まずは、プレイヤーが登場。
シンセ兼ベース担当1名、ドラム1名、エレキ兼アコギ1名、
キーボード1名の若い男性4名が登場し、拍手が湧く。

次に、ふんわりした半袖の黄色いサテン地のブラウスに、
黒いショートパンツの女性が登場。

客席から歓声があがる。が、2名のダンサーだった。

少し遅れて、遂にエイメリー登場! 歓声が最高に。

しかし…、登場したエイメリーは、なんと茶髪。 
折角のオリエンタルな個性が薄れてる

「可愛い~♪」と女性の声があちこちから聞こえてくるが、
フツーに東京の地下鉄に乗ってたり、
六本木を歩いてても誰にも気付かれないかも。

しかも、衣装はショッキングピンクのジッパー付き長袖ジャケットに、
黒のスキニーのデニム。下半身が地味~

「あれ? ギリギリのショートパンツじゃないの~?」と、
私は少々ガックリ。

演奏が始まった。エイメリーがドラム前のセンターに立って歌い、
ダンサーが、エイメリーの左右に分かれて踊り出す。上手い!

Amerie - “Talkin' To Me”


やはり、エイメリーは抜群のスタイルでキュート
ダンサーよりも一回り小柄で華奢で、顔も小さく、
細い腰からは、筋肉ムキムキ過ぎないであろう脚が生えている。

Amerie - “Why Don't We Fall In Love”


私のお気に入りの曲“That's what U R”も歌ってくれた。
しゃがんで、右脚をパクパク開閉する踊りも色っぽくて好きだ。

Amerie - “That's what U R”

Amerie - “That's What You Are (Live)”
(こっちはライブ映像で、脚をパクパクしてますが、
男性の観客の声がうるさいです。)


が!、いつも聴いている他のライブに比べてかなり違う。 
音が… 迫力が…


エイメリー自身の副音声やコーラス、演奏まで入って、
途切れなく上手く編集されたカラオケ?

それに合わせて、
エイメリーがリードヴォーカルの部分を生で歌う
さすが、生で聴いても、細くしなやかな歌声は美しく上手い。

キーボードとドラムはヘッドフォンをして、打ち込み系のカラオケ?に
合わせて、ズレないようにか、生の演奏を載せている感じ。

いまひとつ、私の中で盛り上がらない。

しかも、ドラムは透明なパーティションで囲われているので、
目の前で演奏しているのに、マイクを通さないと聴こえてこない。

シンセ兼ベースの彼が、シンセを弾いている時に、
演奏できないはずのベースの音がスピーカーから聴こえてきた。
なんだか可笑しくなって苦笑してしまった。

「ちょっと~、カラオケを聴きに来たんじゃないんだからねぇ~」
と、ツッコミたくなる。

一応、生でも演奏している彼等が気の毒になってしまうほどだ。
まるで、“SOUL TRAIN”のライブを観ているような感覚か。

何曲か歌ったところで、エイメリーの手が
ジャケットのジッパーを降ろし、遂に脱いだ! 
黒地に金色のビーズやスパンコールが施された、
ほとんどブラに近いビスチェ?


大阪に続き、東京での最終日のライブともあって、
かなりお疲れ気味だったのか、さらに痩せてしまったのか、
ブラが少々浮いている。ってことは豊胸していない証拠か。

「そうか~、次は黒のデニムを脱ぐ生着替え作戦かぁ~?」
と、オヤジ風に期待してみる。

中盤、椅子に腰掛け、ギターの演奏でスローを歌う。
エイメリーの声は、ストリングスの音色と同じく、しなやかで心地良い。

それにしても「まだ脱がないの~?」、黒のデニムを脱ぐ気配なし。

後半に差し掛かかり、
エイメリーとダンサーが一旦ステージを降りた。
「ショートパンツに穿き替えに行ったのか~♪」と期待して待つ。

その間、アコギのソロ演奏や、
やっと他のメンバーの演奏が生で聴こえてくる。上手い!

「やっぱり、ライブはこうでなくっちゃ~!」と、
彼等のインストゥルメンタルを楽しむ。

シンセ兼ベースの彼も、ちゃんと?ベースを弾くと上手いし、
笑顔でプレイしている姿も好感が持てる好青年だ。

そして、別の衣装に着替えたエイメリー&ダンサーが再登場!
「待ってましたー!!!」

ダンサーは、
今度は赤いフンワリ半袖のブラウスに、同じく黒のショートパンツ。

で、エイメリーは…

ココアブラウン色のサファリ・シャツに、
ゴールド・ラメでキラキラの足首までのスパッツ(レギンス?)


「え? ショートパンツじゃないの?」と、またガックリ。

長い茶髪をさらに振り乱し、踊りながら歌う。
華奢な身体つきなのに、ダンスにはキレがありスタミナもある。

Amerie - “Gotta Work”


で、最後はお約束どおり、
2005年の言わずと知れた大ヒット曲“1 Thing”で終了。

Amerie - “1 Thing”

2002年のファースト・アルバム、2005年、2007年のアルバムから数曲ずつが、ほとんど途切れず流れも上手く編集されていて、
ノリがダレずに、観客を飽きさせない選曲だったと思う。

エイメリーはボディガードに付き添われて退場。
アンコールは無し。ライブはアッサリ幕を閉じた。

その後、プレイヤーのメンバーが降りて来て、
きちんとお礼と握手をして客席を回って来た。
ベースの彼は間近で見ると、20代前半だろうか。
小柄でキュートだ。

プレイヤーとしての彼等の今後にも期待したいと思った。


残念ながら今回は、2億円の保険が掛かっているという噂の、
エイメリーのナマ脚が見られず、衣装もガックリだったが、
それよりもサウンドがガックリだった。

でも、1時間少々の間に、目の前で
20曲近いエイメリーの曲や踊りは楽しむことができた。


酷いことを書いたけれど、やはり私はエイメリーが好きだ。

大好きなハスキー&セクシィー・ヴォイスの「Hey!」という掛け声が、
数え切れないほど聴けたのは快感だったし、
実力ある歌声を生で聴けて、彼女の魅力は再確認できた。

ぜひ今後もイイ曲に恵まれ、
エイメリーらしさを表現し続けてくれることに期待してます。


Amerie - “Just Like Me”



ビコーズ・アイ・ラヴ・イット


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最終更新日  2007/11/10 12:43:01 AM
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