アップル、「iPod」「iPod nano」「iPod Shuffle」新モデル
アップル、「iPod」「iPod nano」「iPod Shuffle」新モデル アップルコンピュータは13日、ポータブルオーディオプレーヤー「iPod」「iPod nano」「iPod Shuffle」の新モデルを発表した。iPodは2~4営業日、iPod nanoは24時間以内、iPod Shuffleは10月に出荷を開始する。■ 再生時間や動画機能を拡張。ゲーム機能も搭載 アップルコンピュータは13日、ポータブルオーディオプレーヤー「iPod」「iPod nano」「iPod Shuffle」の新モデルを発表した。iPodは2~4営業日、iPod nanoは24時間以内、iPod Shuffleは10月に出荷を開始する。 新型iPodは、HDD容量が30GBと80GBの2モデルを用意。バッテリー駆動時間も向上が図られ、80GBモデルで最長20時間までの音楽再生と最長6時間の動画再生が、30GBモデルでは最長14時間の音楽再生と最長3.5時間の動画再生が可能になった。ディスプレイの輝度も従来より60%向上。ソフトウェア面でも楽曲検索や音楽ライブラリ全体のスクロール機能などが搭載されている。 ディスプレイは前モデルと同等で、65,000色のQVGA表示が可能な2.5インチ液晶ディスプレイを搭載。再生できる動画フォーマットは拡張され、H.264ファイルの場合はビットレートが1.5Mbps、画面サイズがVGA、フレームレートが30fpsまで再生可能になった。 ゲームのダウンロードにも対応し、テトリスやパックマン、ゴルフや麻雀などのゲームがiPodでプレイできる。ゲームは現在のところ9タイトルが用意されており、価格は1本600円。9本セットを5,400円で購入することもできる。 本体サイズと重量は、30GBモデルが61.8×103.5×11mm(幅×高×厚)、136gで、80GBモデルが61.8×103.5×14mm(幅×高×厚)、157g。30GBモデルは従来の30GBモデルと、80GBモデルは従来の60GBモデルと同サイズになっている。価格は30GBモデルが29,800円、80GBモデルが42,800円。【UPDATE】 ゲームダウンロードについては国内での販売が確認できたため、記述を追記いたしました。■ アルミを本体ボディに採用。輝度やHDD容量も向上 iPod nanoは、酸化被膜処理されたアルミニウムを本体ボディに採用。容量は2GB、4GB、8GBの3種類がラインナップされた。本体カラーは2GBがシルバーのみ、4GBがシルバー、グリーン、ブルー、ピンクの4色で、8GBはブラックのみとなる。 ディスプレイは前モデルと同サイズで、176×132ドットの1.5インチカラー液晶を搭載するが、画面輝度が従来と比較して40%向上された。本体サイズは40×90×6.5mm(幅×高×厚)、重量は40g。バッテリー面でも向上が図られ、最長で20時間の音楽再生が可能。90分で約80%の充電が完了する。価格は2GBが17,800円、4GBが23,800円、8GBが29,800円。■ 前モデルから大幅な小型化。「世界最小」を謳う iPod Shuffleは、容量は前モデルと同等の1GBながらも「世界最小のデジタルミュージックプレーヤー」と称し、大幅な小型化が図られた。iPod用のリモコン「iPod Radio Remote」に似たデザインを採用し、素材には酸化被膜処理されたアルミニウムを採用。前モデルと同様、液晶ディスプレイは非搭載で、最長12時間の音楽を再生できる。 本体サイズは27.3×41.2×10.5mm(幅×高×厚)、重量は15g。価格は9,800円。PCとはUSB 2.0経由で接続し、充電もUSBで行なう。 3機種ともに再生できる楽曲フォーマットは、AAC、MP3、Audible、AIFF、WAV。iPodおよびiPod nanoはApple Losslessも再生可能だが、iPod ShuffleはApple Losslessに非対応。■ URL アップルストア http://www.apple.com/japanstore/約一年ぶりの新シリーズか・・・。