セブン-イレブン、4月23日より都内約1,500店舗で独自電子マネー「nanaco」を導入
セブン-イレブン、4月23日より都内約1,500店舗で独自電子マネー「nanaco」を導入 セブン&アイ・ホールディングスは27日、同社独自のプリペイド式電子マネー「nanaco」を、町田市をのぞく東京都内のセブン-イレブン約1,500店舗にて4月23日より利用開始すると発表した。また、5月14日は東北・関東地区の約4,730店舗、5月28日には北海道・関西・九州の約5,500店舗でもサービスを開始することも明らかにされた。 nanacoは、ICカード型の「nanaco カード」と、NTTドコモとauの携帯電話向け「nanaco モバイル」がサービス開始と同時に展開される。なお、nanacoモバイルを利用するにあたってクレジットカードは不要だ。nanacoでの支払い100円ごとに1ポイントを付与し、1ポイントあたり1円分のnanacoと換算で交換可能なポイントサービス「nanaco ポイント」が用意されている。 これに先駆け、4月10日よりnanacoホームページを開設し、パソコンや携帯電話からのnanaco入会事前登録受け付けを開始するほか、入会時に200ポイントをプレゼントするキャンペーンなども予定されている。 nanaco カードのみ発行手数料は300円(モバイルnanacoは発行手数料無料)、年会費は無料。チャージは、店頭のレジで1,000円単位で行う(最大チャージ金額2万9,999円)。 同社では、初年度の発行枚数1,000万枚を目指すとしている。今後は2007年夏にnanaco カードでのQUICPayの利用登録、2007年夏以降にグループ外企業とのnanacoポイントの連携、2007年秋にセブン銀行新型ATMでのnanacoチャージ、2007年秋以降にグループ各店舗、およびグループ外店舗でのnanaco利用を開始する予定だ。