カテゴリ:勘助
今日は、心情的には 日記を書くのが辛いです。
今日2007年1月18日 ココアの末子のピッコロが、車に引かれ死にました。 推定死亡時刻 17時40~55分頃 事故現場 わんこぱぱ自宅前 年齢 1歳1ヶ月 性別 メス 顛末・・・・・ 今日、18時10分頃、会社に居た私の携帯電話に、ママから涙声で電話があった。 ピッコロが死んだという訃報。 携帯電話から 長女の悲鳴のような鳴き声が聞こえる。 慌てて帰宅した 目の前には 今にも動き出しそうなピッコロの屍が 居間の真ん中でクッションの上で横たわってた。 大きな目は、大きく見開き瞬きもせずに・・・ その横で 長女が すがりつくように泣いていた。 死因は、車に轢かれ 脳挫傷で即死だったようだ。 身体には外傷は無く 綺麗だった。 引いた車の特定も出来ず、ひき逃げされたようだ。 多分、近所の住人に違いないが・・・この原因は こちらにある。 そもそもナゼ?と問いただすと、 17時30分、長女が帰宅。 17時35分、裏のゲージに出す為、外に出した時、全匹裏の柵に入ったと勘違いし ゲージの鍵を閉めたようだ。 17時50分、着替え等を済ませ、長女が裏のゲージの犬達を室内に入れたとき、 初めて、ピッコロが居ない事に気がつく。 裏庭の足跡を辿ると、逃げ出し防止で作った臨時の木柵の隙間をすり抜けた足跡 を見つけ、その時 脱走した事に気づく。 18時00分、玄関を飛び出し探そうとした長女の目の前に飛び込んできた状景は、 路上に横たわるピッコロの屍だった。ピッコロを抱き上げた時、鼻と口から血が滴り落ちた。 18時05分、ママが帰宅。 慌ててパパに電話。その時、長女は、ピッコロが死んだのは自分のせいだと泣き崩れ 慟哭してた。 18時30分、パパ帰宅。 家に入る前に、ピッコロが横たわって死んでたと思われる場所を確認。 そこは、ピッコロの体温で解けた氷が 身体の形を模っていて、 耳や顔、胴体、手足の形がはっきりと見て取れた。 裏の木柵の出入り口を確認した所、ほんの少しの隙間を、こじ開けながら進んだと思われる形跡があった。そして 裏の隣家やパパの家の敷地を 大股で走り回った足跡があった。 さぞや 嬉しそうに走り回ったんだろう。 そして 車が来た時 車の恐さを知らぬピッコロは きっと 走る車に向かっていったんだと思う。或いは パパかママかの車と思ったのかもしれない。 家に入り、ピッコロを抱き寄せ 口や鼻から滴る血を拭いた。 苦しんで死ななかっただけ、即死なだけ まだピッコロは良かった。 ピッコロの周りには 6匹のブヒが舐めに来てるが 普段の様子と変わらないブヒ達が 恨めしく見えてきます。 それにしても、たった15分の間。 あと15分、逃げ出すのが遅かったら・・・ 長女が、気を利かせて、裏に犬達を出さなければ・・・死ななくて済んだかもしれない。 そして、この前、ピッコロが脱走して以来 その禁断の味を覚えてしまったから、 無理に木柵を越えて脱走したのかもしれない。 いずれにせよ・・・・後悔しか残らない。 昨夜抱き上げ、食糞の所為で 口が臭いと日記を書いたばかりなのに なんとあっけない死なのか? 長女は、自分が殺したようなものだと自責の念で泣いている。 諦めきれないけれど、娘の所為には出来ない。 パパももっとシッカリした木柵を作っていれば こんなことにはなっていないのだから・・・・ 娘には、命はもどらない。 あとから後悔しても 取り返しがつかない事で 後で後悔しないよう『大丈夫だろう~とかはずだった』 という適当な思惑で行動しないようにする事を きっとピッコロは 身をもって教えてくれたに違いないと言い聞かせた。 それは、死んだ結果は 飼い主のパパやママが至らなかったからだけれど、 直接その原因を、不幸にも作ってしまったのは 長女に他ならない ことを、身に浸みて感じてほしい。 今、ピッコロの身体は 死後硬直が始まってきました。 口の中や鼻から出る血を綺麗に拭き、見開いた目を閉じさせた。 でも・・・目が閉じれないのです。 長女は、今も ピッコロの前足をシッカリ握りしめ 物言わずうつむいています。 ひき逃げした人からはいまだ連絡もなく、一言済まなかったという言葉も聞けて居ない。 轢いた人を責める積りは無いけれど。 即死するほどの勢いであれば轢いた車も ある程度の破損はあるだろうと思う。 ブレーキ跡も無い。 周りはもう暗かったから 黒い犬が見えなかったのだろうか? いずれにしても 人間の不注意がいくつも重なり 唯一でたった一つのかけがえの無い命が絶えたことには変わりないのです。 火葬は1月21日(日)AM11時。 それまでの間・・・・日記はお休みいたします。 短い喪中にします。 短い間だったけれど ピッコロ有難う。 いたずらっ子で問題児だったけれど その分 なお更 ピッコロの死には悔いが残るパパでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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