ぶひぶひ倶楽部 わんこパパのココだけの話

今日は、潮祭の練りこみの日。
午後4時出発。
参加者は70人以上だそうです。
我家も2匹選抜し　参加する予定です。
練りこみ中、フレンチを見たら　かわいい～～と声掛けてください。
そしてこの練りこみでは、モモの孫、メロンの子である　チャイルド（介護、セラピー犬）
も参加します。　稀に見る茶色の濃いゴールデンです。

そんな楽しみな日でもありましたが、

今朝は、悲しいお知らせです。
モコちゃんが11歳5ヶ月　2007年7月22日　肝臓腫瘍の為　虹の橋を渡ったという報告を
今朝　飼い主さんから聞きました。

亡きモモの忘れ形見が　又1匹　虹の橋で天に召されたのです。
きっと　幸せな一生だったと思います。

モコは、モモが一生に一度出産した子供たちの1匹です。
わんこぱぱ家と交流のあった千歳のH家に引取られ　それこそ　大事に育てられたGRです。
メロンの兄弟、
そういう年齢なんだろう。
『ベン』『メロン』『蘭』『姫』『モコ』と次々と天寿を全うした。

モコが死んだ22日、モコは飼い主さんと普段通り散歩に行き　仕事へ行く飼い主を見送り、
その日の昼　自宅で亡くなった。
いつもは吠えないモコは　その日の朝刊の新聞配達員に　一回吠えたそうです。
飼い主さんを仕事に見送る際　『く～ん』と鼻を鳴らしたそうだ。

初七日のその日に、千歳の飼い主さんが　朝7時頃　家を訪ねてきた。
寝ていたパパを　ママが起こしに来た。『Hさんが　いらしたよ！！』
パパとママの脳裏に　モコになにかあったのかな？と思ったことが　的中していた。

思い返せば・・・モコは生後42日目で引取られ、その後、数回Hさんは　モコを連れて来てくれた。
大きくなったモコを　膝に乗せ　自慢の愛犬だ。
Hさんとは　”会話が出来る””アイコンタクトで何を考えてるか判る”ほどの
親密な関係を築けていたというほどの　溺愛ぶりだった。
生後1年ほどの頃だったろうか？
体中の毛が抜け　医者から　先天的な甲状腺の異常で余命1年と宣告され、H氏は泣きながら
『どうしたらいいのでしょう？』と電話してきた事があった。
結局は　医者の誤診だったけれど、シャンプーに被れたのが原因だった。
パパのアドバイスでシャンプーを止め　全快したときの　H氏の喜びようは　半端じゃなかった。　そのモコが居なくなった。

H氏は　初七日を向かえ　今までの11年間　共に感情を共有できる我家に報告をと感謝の意味を込めての訪問だった。　この11年間、モコを授かり　感謝しています　という涙声に、不覚にも思わずもらい泣きしてしまったのでした。
H氏は、55歳『モモの系統以外の犬はもう飼わない』と宣言していました。
それは　ペットロスと言う事ではなく　心からモコが可愛いからだと言っていました。
『もしも　私がしんだら　モコの遺骨といっしょに　火葬、埋葬してほしい』
と家族には言い聞かせているそうです。

パパが死んだら、今までの犬達の遺骨と共に　
火葬埋葬してもらいたいという思いと相通じるものがあります。

正直、次々に近親犬が召された連絡を受けると　正直　めげちゃいます。
でも　その犬達は　皆　可愛がられ　涙しながら思い出を話してくれる飼い主さんを見るに付け、飼い主さん達には　感謝の念が絶えません。
こんなにも　愛してくれた事に　感謝。

今から10年以上前、まだGRが大人気になる前、大型犬を室内で飼う習慣が無かった頃。
一緒に風呂に入った・・とか・・・一緒に蒲団に寝てる・・・なんて言おうものなら、
不思議そうに変人扱いされてた頃に、モモの子を譲る人には、パパの我侭を聞いてもらい、
皆、室内で大事に飼ってくれた人たち。　
パパの希望を受け入れ　パパのおめがねに叶った人には　ただ同然の寸志で譲ったのが
つい　最近のように思い出されます。

こうやって　十数年　いつまでも忘れず　天寿を全うした時
飼い主さんから　『十数年の喜びを　授けてくれたことに　
感謝したくて　今日　来たんです』と言われた時、パパの頭の中では、
モモやメロンの事が走馬灯のように過ぎりました。

それを言うのは　こちらのほうです。
大事に　大事に　育ててくれて有難う。
貴方で　やっぱり　間違いが無かった、よかった。
貴方あってのモコちゃんだった。

安らかに召され　イツまでも貴方を守ってくれますように！
モコちゃん　安らかに　見守ってあげてくださいね。