カテゴリ:フレンチ仲間
お盆が過ぎて、朝夕にはめっきり涼しくなったここ2~3日です。
先日のBBQでパパは、日光に当たり過ぎた所為なのか、疲れたのです^^。 いつもは夜鷹なパパも、流石に眠くなる。 これはある意味、毎日北京オリンピックを深夜まで観戦してることも:原因に違いない。 こんな調子だから、ぶひ達はパパに遊んでもらうこともなく、ただ只管ここらかしこで グ~ピ~鼻を鳴らしながら、ソファーや椅子の上で寝てるのです。 そんな中、ココアの目が充血していて目ヤニが出て、しかも乾いてしまい 目の周りが カピカピになってます(汗!!) 昨日辺りから、ホー酸水で目の洗浄を行ってるんです。 杏は草被れで湿疹がでて、直りかけになると瘡蓋になり、瘡蓋と一緒に毛が抜けるの繰り返しで、一見するとチーター柄??と思うほどです(笑) 病院の先生によると、時期的なものだし気にしないほうが宜しいとの事。 ただ、週2回ほどのお湯洗い推奨されたので、小まめに洗ってます。 その成果もあり、大分良くなって来たようです。 夏は何かと犬にとっても過ごし難い時期のようですよね。 さて今日は、あることを友人から聞かれた事を書きましょう。 【アメリカンタイプとヨーロピアンタイプの違い】についてです。 元々フランスが発祥地のフレンチブル。当時では娼婦が好んで飼育したとか。 それからフランスで大人気となるが、その熱も冷めると一気に停滞。 当時は、耳も垂れており 今のフレンチでは無く、やせ気味な犬だったようです。 その後、イギリスで又人気になる過程を辿るのですが、当時の愛犬家からは、評判は良くなかったと言われています。 その後、アメリカでフレンチブルは改良され、耳はバットイヤー、新たにクリームとフォーンの色が新色として加わったと聞いています。 当時は、アメリカ型のフレンチとヨーロッパ型の2種類のフレンチが並び立ち、どちらが正当派かという大論争があったとか無かったとか! 一般的にそれぞれのフレンチブルの特徴は、アメリカタイプは頭が大きく難産型。 ヨーロッパタイプは頭が比較的小さく安産型と言われ、ヨーロピアンタイプは自然分娩も珍しくないようです。 ヨーロッパタイプの代表犬舎では、デラパルーラが有名です。 ただ、現在国際畜犬協会でフレンチブルのスタンダードの見解が統一されたこともあり、スタンダードを目指すブリーダーによりこの2タイプのフレンチの混交配が進んでおり、自分のフレンチがアメリカンなのかヨーロピアンなのかを判別するのは不可能といっても良いでしょう。 多分血統を辿り、何十数世代も辿れるのであれば 純潔のヨーロピアンを見出す事が出来るかもしれませんが、 アメリカンタイプであってもその原型はヨーロピアンフレンチの改良犬である事も事実な分けです。 ですから、今 あなたが飼っているフレンチブルがどのタイプなのかを論じるのは、ナンセンスに近いと思われます。 特に、ヨーロッパ人は原型を好み改良を余り良しとしない気質があります。 例えば、コーギ-犬の断尾やボクサーの立ち耳などはヨーロッパでは虐待と思われており、現地では尻尾の長いコーギーや耳の垂れたボクサーが非常に多い。 なのでヨーロッパとアメリカでは、異形の同犬種が存在します。 地域的には、ヨーロッパ圏とアメリカ圏(オーストラリアなど)では考え方の違いがあります。その反面、スタンダードの国際基準はアメリカ基準に準じている傾向がある。 そして日本では、この両文化の交差点という位置にある為、その分類は極めて困難。 というのも日本人は犬文化も浅い為、金儲け主義のブリードが氾濫してることもあり、その節操が無いです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ~PS~ 【個人的な見解のため批判や中傷は不要です。不快感を抱かれる方は読まないで下さい。】 海外先進国では、犬の繁殖はライセンス制であり、ショップでの幼犬(0~6か月)の生体販売は禁止されています。又ペットとしての販売時には、虚勢・避妊して販売されます。 日本では、最近 幼犬(2ヶ月~3ヶ月:未満)のショップでの販売禁止法案が成立される気配があります。 又現在、個人による犬の売買に関しては、愛玩動物取扱資格(申告制)の取得が義務付けられていますが、現時点では全くのザル法と言わざるを得ません。 というのは、個人売買に関してはある範囲内での売買に関しては、不問となっているようです。というのも この法案は業者に都合の良い法案としかいいようが無いのが現状です。 これには、この業による所得申請の範囲内以下であれば、業として成り立たないという事もあり税務的に管理が不可能。 又環境省と農水省の縦割り行政もあり、目的が合致していないことが原因と思われます。 最後に・・・日本では最近、異純潔種犬種同士の雑交配で生まれた子犬(雑種)をショップで販売してるという何とも情けない現状があります。 ショップは、純血種を守るちう自覚を忘れ金儲けでしか考えていない証拠。 何百年もかけて守り抜き固定化させた純血種を、故意に雑交配・販売しています。 なんとも情けない。 世界で1匹しか居ない犬(雑種)というキャッチフレーズに惑わされ、その犬を購入する日本人の浅はかさです。 犬は悪くない。 皆、人間が悪い。売るほうも買うほうも・・そして交配した、させた人間も大きな罪を作ってると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.19 00:14:11
コメント(0) | コメントを書く
[フレンチ仲間] カテゴリの最新記事
|
|