とある誰かの、遠い記憶

コレだから日曜日は困る
「なにが？」
明日から学校だなー、と言う非情に鬱な気分になるからだよ
「それはもう紀元前まで遡って神様に抗議しない限りはどうにもならないんじゃ（汗」
俺は一つだけゆとり教育に礼を言わなければならない
「何に感謝するの？」
土曜日を休日にしてくれてありがとう!!
「あ、そこなんだ」
当たり前だ、土曜日が無くなった日にゃあ、俺は国会に殴りこみに行くよ
「そんなに需要あったんだ、土曜日」
うむ
「でも、お兄ちゃんいっつもゆとり批判してるじゃん、あれは？」
それはだな、
バブル世代のバカ親から生まれたバカ息子（娘）が唯でさえ甘やかされているのに、
ゆとりの所為でバカに拍車がかかっている、
ということに腹が立っているのですよ。
「でもお兄ちゃんもそのゆとり世代な訳だよね？」
ギク・・・
「じゃあお兄ちゃんもきつくは言えない訳だ♪」
そうか、そんなに亀甲縛りで吊るし上げられたいか、そうかそうか
「ほぇー、やめてー」
それにしても、女子とは、何故あんなにも集合して道を塞ぐ習性があるのかね？
「さぁ？お兄ちゃんは何時も、女子はピラニアと一緒だー、って言ってるよね」
ピラニアは群れだと凶暴だけど一匹だと急に大人しくなるらしいからね
「なるほどー」
まあ、もっと外道なこと言うと、俺のクラスの野郎共は男女合同で全員「鮪」だな
「ま、マグロ?!」
ほら、喋っていないと生きていけない
「ああ、マグロは泳がないと息が出来ないらしいからねー？」
比喩だよ比喩
「分かりにくいよー」
すいません。
「でも、何でお兄ちゃんはそんな男尊女卑なの？」
そりゃね、我がクラスの女子共があそこまで道塞いでギャーワー騒がなければ俺だって
こんな捻くれ坊主にはなりませんでしたよ・・・
「唯でさえ不快な雑音にはストレス溜め込みやすい体質だもんねー」
余計な事言わんで良い
「ほぇー」
さて、俺は断言するぞ、文京区は東京一ゆとり化が進んでいると!!
「お兄ちゃんもその中の一員と言う事を忘れちゃダメだよ？」
うるさい
「ほぇー」
・・・

さて、毎度御馴染み（？）今日の一枚
当然拾い物だからな!!
「たまには自分で撮った写真とか無いの？」
トップに出てるだろうに
「そうだけどー」
不満があるなら責任者に言え、責任者誰だ？
「お兄ちゃんでしょ!!」
はい、そうでした
「今回はちゃんと小さくしたよね？よね？」
一応・・・



明日も保体がある・・・
「明日こそは筋肉痛治ってると良いね♪」
そう簡単に治ったら苦労しないだろっての。
「ほぇー」