とある誰かの、遠い記憶

やばい、やばいよ
「何が？」
兵庫の西宮に居る祖父母が我が家に来てしまうのだよ
「いいじゃない、何でやなの？」
まあね、嫌じゃないんだよ、何時ものように食に困ることは無くなるし。
だが、一日のサイクルが大幅に改定されてしまうのだよ。
「どんな風に？」
何時も帰ってきてからネットやって、適当にバイオニクルを弄くって終わりなのが
「なのが？」
帰ってきて一段落したらテスト勉強を夕飯までやり、
夕飯のあともテスト勉強、休日なんてもっとキツイのさ。
何時も見てるサイトの更新が見れないのさ。
どうするのさ!?
「そ、そんなこと言われても；；素直に勉強に励めばいいじゃない？」
俺は長々机に向かうのは嫌なのさ、第一、一日のほとんどを勉強に費やすその魂胆が訳解らん。
「お兄ちゃんは勉強が嫌いだもんねー」
ああ嫌いさ、まあ最近はそれなりにやってるけど。
「へぇー、頑張ってるんだ♪」
頑張ってるのさ、まあ期末が終われば無罪放免なんだけどね
「じゃあ期末までの辛抱辛抱♪がんばろ♪」
なんでお前はそんなにポジティブに考えられるんだ？
「お兄ちゃんと一緒に、楽しく有意義に生きることが僕の存在意義になるの、だからがんばろ♪」
まあ、お前がそういうならまあ耐えてみるか・・・
「ほぇ♪」
（なでなで）
「ほぇ・・・ふにゅ・・・んん・・・ほぇー」
何でこう頭をなでてやると可愛く鳴くのかね？
「ほぇー♪」

さて、今日の一枚な訳ですが
「ああ著作権完全無視の違法コーナーね、うんうん」
言っちゃ駄目言っちゃ駄目
「ほぇー」
さて、今日の一枚な訳ですが・・・
↓コレ

「何処？やっぱり今回も解らない？」
ふっふっふ、まあそう甘く見るな、今回は下調べばっちりだぞ？
「どこどこー？」
イタリアのカプリ島にある蒼の洞窟だね、満潮になると入り口が水で塞がって入れないんだよ。
水面が蒼く光ってものすごく綺麗なんだと
「へぇー、行って見たいねー」
残念ながら俺たちはイタリアこそ行ったけどポンペイとヴェネツィアにローマしか行ってません。
「ほぇー」
不満そうな声をだすな。
「ほぇー」