カテゴリ:日常
1ヶ月ほど前、ルームメートが子猫を飼い始めた。
私は子供の頃から極度の猫アレルギーで、 猫がいる部屋にいると目は腫れてなくなる、声がでなくなるなど 大変な惨事になるのだが、今回も案の定 目が腫れてデロデロになったりした。 だけど時間がたつにつれ、免疫が出てきたのか アレルギーがでなくなってきた。 先週も友達のリアちゃんの家に行った時も 猫が2匹もいるにも関わらず全然平気だった。 どうやらアレルギーを克服したらしい。 そんなこんなで、私もうちの猫ちゃんをかわいがっていた。 私が部屋で勉強してるとドアとカーペットの間に 隙間があることを発見した猫ちゃんの足が・・・! 両手を出してきて、一生懸命伸ばしたりしてて かなり笑えたけど、いいショットがとれなかった。 まぁそれはどうでもいいとして。 そんなこんなしてもやっぱり生き物なので リビングのプラントをひっくり返したり、バスルームのシンクから 飛び降りてトイレに落ちたりと何かと手がかかってました。 まぁでもそんなものよね。 私は日本の実家で、わがまま犬世界選手権で毎年連続チャンピオンに なれるくらいわがままな犬(ココちゃん。ビーグル)を18年近く飼っていて ペットは大変なものとわかっているので 猫がプラントをひっくり返せば掃除機をかけたりとか 水をぶちまけたら、拭いたりして 特に気にしてなかったんだけど、当の飼い主のルームメートは 結構苛立っていた。 そして2週間前のある夜。 冬眠モードに突入していた私は10時くらいにもう眠くて眠くて ベッドに入って眠ろうとしていた。 そしたらルームメートが友達と元彼をつれてきて リビングでわいわいと騒ぎ始めた。 まだ10時だし、「静かにしてくだちゃい」って言う時間でもないからと 私は黙って部屋で寝ようとしていたんだけど・・・その時、ルームメートの ヒステリックな声が! 「ちょっと~!!!猫が私のベッドの上にフンをしてる~~!!」 そして元彼に向かって 「あんた!ちょっと何お菓子食べてるわけ!? 早くシーツを取って洗ってきなさいよ!」 私の心の声(お前が洗えYO!元彼は関係ないじゃん) しかし、彼女とヨリを戻したい彼は言われるがままに シーツを洗濯しに・・・ 思わずベッドの中で聞き耳を立てていた私も 「あ~らら~。大変ね~」なんて思いながらも睡魔に勝てず その日はそのまま眠りについた。 そして次の日の朝、猫ちゃんの姿が見当たらない。 どこいったのかな~なんて思いながらもインターンシップへ。 それから夜10時くらいに帰ってきたらやっぱり いつもいるはずの猫がいない。 もう一人のルームメートも 「猫、今日いないよね~」なんて言ってるし。 ちょっと心の中でビビる私。 ちょっと~、まさか昨日ベッドにフンされたからって・・・ ま、まさか!? コロサレタ・・・!? 次の日お出かけして家に帰ってくると 猫のトイレと餌のお皿がベランダに出てる。 ヤッパシ!!!!!! いても立ってもいられなくなって 友達のリアちゃんにテキストメッセージを送る。 「ネコ、キョウモイナイヨ。ヤパリ、コロサレタ?」 とてもじゃないけど、恐くて飼い主のルームメートには聞けない。 恐る恐る、もう一人のルームメートに聞いてみると 「なんかこの間、友達が来てた夜(ネコが粗相をした日)、 友達がドアを開けっ放しにしてたから逃げたらしいよ」 ・・・ほんとかよ? ちなみに飼い主の女の子とちょっと険悪な仲の3人目のルームメートは 「絶対に彼女がわざと逃がしたんだ!」と息巻いていた。 私は・・・というと、 庭の花壇にネコちゃんが埋まってたらどうしよう・・・と かなりビビってます。 だってさ、猫って逃げたとしても帰巣本能があるから 自分で戻ってくるでしょ? 実際前に一回逃げた時も次の日の朝、うちの前で にゃーにゃー言って待ってたし。 そんなこんなでもう失踪から2週間。 ネコちゃんはどこにいったのか?????? しかも当の私といえば 自分の中で最有力な「ネコはルームメートに消された説」に 怯えるあまり、飼い主のルームメートに 「ネコどうしたの?」と聞くチャンスを失い 2週間もたって今更聞くのも不自然だし、 かといって、庭の花壇を掘り返してみる勇気もなく 毎日、悶々として暮らしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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