††Feeling to you††

12月24日土曜日クリスマスイブ…楽しくって嬉しくってそれで忘れられない日になるはずだったのに…。あたしは、数週間前から体調があまりよくなっかた。“解離症”それが原因らしい。クリスマスの１ヶ月前…いや、もっと前かもしれない。彼と会う約束をしていた。その時はまだ、自分が解離症だとは気付いてはいなかった。少し情緒不安定なだけ…そう思っていた。だから、会う事を約束した。それに早く会いたかった。
私には３歳年下の恋人がいる。付き合いはじめて４ヶ月が過ぎようとしている。まだまだはじまったばかりの、小さな小さな愛の大きさもだんだんと大きくなりだんだんとと形も色もはっきりと見えてくる。触った感覚、視界に入れた時の新鮮さ、全てがくすぐったかった。
12月24日、イブの日にお泊りをしてクリスマスも一緒に過ごす。一緒に買い物をして、ケーキを焼いて、キスをして、抱き合って…。その日は一緒に過ごせるって思ってた。
ごめんね…ごめんなさい。あたしが弱いせいで、あなたに辛い思いをさせてしまったね…。

１ヵ月くらい前だったか、彼が入院した…。私は、心配で心配で仕方がなかった。お見舞いにいけるような近い場所じゃなかったのも、ひとつの理由。
その時まで私は彼に香水をプレゼントしようと思っていた。でも、急遽やめた。あの人が風邪をひきませんように、体調を悪くしたり、辛くなったり、きつくなったりしませんように…そう思いを込めながらマフラーを編んだ。夜、家に帰ってきてからの時間、暇があればまふらーを編んでた。
何回も失敗した…(私は不器用だ)だから、毛糸もたくさん買った。

出来上がったのは、イブの1週間前…。

自分のつけている香水をかけて、ピンクの紙袋にいれた。

12月22日…

ごめん、いけなくなった。



彼は、いやだと言った。当たり前だろう…。
メールも電話も辛くなった。
一人で部屋にこもって、泣いていた。彼は何を思っているだろう？そう思うと涙がとまらなかった。意味のわからない行動…散らかった部屋が物語っている…。叫んだり泣いたり暴れたり…。此れは私の甘えなのかもしれない…。
そして、あたしは泣きつかれていつの間にか眠ってしまった。夢の中で私は彼を抱き締めていた…。夢なのに涙がこぼれた…。

目が覚めた…携帯をみる事もなく起き上がり何をするでもなく、ただただ呆然と座っているしかなかった。
何時間が経っただろう？部屋を出て顔を洗い部屋に戻ろうとした。すると、家の電話が鳴った。怖かった…彼だ!!何の根拠もない、それでもわかった。



｢もしもし…｣


内容は…
あまり覚えていない…。苦しかった、だから…ごめんって言って切った…。それから、それから…郵便局に行った。マフラーを送るためだ(腹巻っていうな(#ﾟДﾟ)ノｷｪｪｨ!! )手紙…と言ってもレポート用紙にメッセージをかいた…。
半分別れよう…という内容、もう半分が遺書…。自分と言う人間がおかしくなっていくのが自分でもわかった。
郵便局に送ってから…後悔した…。別れたい？そんな分けない…悲しくて悔しくて…また泣いた。そして、その日2回目の電話…電話の最後は、｢もういいよ…｣私が言った。そして切った。人前なんて気にしないで泣いた。しばらく経ってから…メールがきた、ごめんって…自分勝手だった…って…。あぁ、自分はなんて子供なんだろう…。自分勝手なのは私のほうだ、急にいけないなんて…(きっと前もって言ってても駄目だろうけど)そんなこと言ったら。ごめんね…だいすきだから…。

そして…

12月24日

朝、目が覚めた時、一番に思った事。

彼のことが好きで仕方がない。

本当にごめんなさい…。

すぐにメールを送った、大好きな彼に

“おはよう”って

返事…すぐにきた

“おはよう”って

なんだか、色々ありすぎた…。

でも、こんな私を愛してくれて

好きだと言ってくれた

あなたには、ごめんねもありがとうも

言っても言ってもいい足りない。

ずっと側にいてね

わたしもずっと側にいるから。

今までアリガトウ

これからもよろしく

大好きだよ…

+ ﾟ *｡Happy Merry X'mas｡* ﾟ +