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かぜひかりそら

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2010.04.10
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いつもより長く感じた今回の冬。
暖かくなったかと思うとまた寒くなって…。
三寒四温という言葉とおりの季節の移り変わりがあって
それでも、雪が融けたかと思うとあっという間に春は訪れました。

フキノトウ、オオイヌノフグリ、タネツケバナ、スミレ…。
いつもの道路脇にも、春の花がちらほら。
まだ我が家の周囲の桜は開いてませんが
車で15分も海側に走れば、桜はすっかり満開。

満開に咲き誇るソメイヨシノもいいものですが
私が一番好きな春の景色は
まだ色の無い山に、所々
ぽつん、ぽつんと咲くタムシバや山桜。
その情景に、なぜかとても心が惹かれます。

山桜

幼い頃、杉の木ばかりの実家周囲の山の中に
時々、雑木のエリアがあって
春先になると真っ先に白い花が咲く木がありました。
父に聞くと「コブシの花だ」と教えてくれました。
私は、どうしてもその木の下に行きたくて
その花が近くで見たくて
連れて行け、だったか、とって来て、だったか
父にねだったことがあります。
たいていその木がある場所は急峻な山肌で
幼い私が行く事はできないようでした。

ところが、ある日
父が山から帰ってきて(林業者だったので、よく山に入っていました)
その花を一枝、持ち帰ってくれたのです。

ものすごく、嬉しかったことを覚えています。

ずっとコブシだと思っていましたが
日本海側にあるのはほとんどタムシバだと
大人になって知りました。

十分な山の中に住んでいながらも
そうそう山に入って行ける訳でないこともあって
遥かな山の中の様子や、山の頂の様子に
とても憧れがあったようです。
周囲を全て山で囲まれているのに
その山のことをほとんど知らない。
そんな暮らしに、なんとなく物足りなさを感じていました。

大人になって、山に登る、という世界を知って
私が夢中になったのは
北アルプスなどの高山に行くことではなくて
身近な地元の山々に登ることでした。

たいてい1000m以下の名前も聞いたことのないような低山。
登山道がついているなんて思いもしなかった!ということが最初の感動で
地元の愛好会が出版したマイナーなガイドブックを片手に
一人で登りまくりました。

多分、幼い頃に感じた「そこにある山」への憧れが
そうさせたのだと思います。

今日も、遠くの山肌に
白い山桜の姿が、ぽっかりと浮かび上がっていました。
やっぱり今でも
「あの木の下に行きたい」と
憧れのような気持ちが沸き上がるのでした。


※もうひとつの春
下の娘がピカピカの1年生になりました!
6年生になる兄と通学のヒトコマ。ケンカの絶えない二人ですが、やっぱり兄も嬉しそう…??

新学期





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最終更新日  2010.04.10 19:56:56
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