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下の子が通う小学校のPTAでのお役目だったのですが
1、2年生の「放課後こども教室」のお手伝いに 「しぜんとあそぼう」のプログラムを実施してきました。 久々の、インストラクター・モードに ちょっとドキドキしつつ、 それでも、子供達と自然との橋渡しをすることのワクワク感で 準備をしているときからとても楽しみでした。 自然豊かな山間に住む子供達。 周囲の自然とどんな関わりをしているのか? とっても興味があります。 あいにくの雨模様だったので 教室内での活動プログラム。 1年生4名、2年生3名、合計7名の子供達。 下の子の同級生ともあって みんな顔なじみで、和やかな雰囲気で始まりました。 まずは、それぞれの自然との関わりを、みんなで共有するための インタビューゲーム「はじめまして」。 Q1:何か生き物を育てたことがありますか? Q2:自然の中で動物に会ったことはありますか? Q3:自分の近くの自然で好きな場所はありますか? Q4:野山に咲く花で好きな花はありますか? という質問を、それぞれ相手を変えながら聞きあっていきます。 サルやカモシカやクマに会ったことがある、という回答には さすが!と思いきや、 花の名前で出てくるのは、コスモス、マリーゴールド、バラ、など。 でも、終わった後、みんなで丸くなって見せ合いっこをしていると それ以外の答えも飛び出したりして、面白かったです。 親が生き物嫌いで・・・という子も。 それぞれが、自然というものをどんなふうに意識しているか ということが少し見えた気がしました。 次のゲームは「私は誰でしょう?」。 いろんな生き物の絵と名前が描かれたカードを 背中に見えないように付けて 人に質問して、自分が「誰」かを当てるゲームです。 動物なのか虫なのか? どこに住んでいるのか? 大きさは?羽はあるのか?しっぽはあるのか?色はどんなか? などなど。 「大きさは?」「長~いです!」 というやり取りで、すぐに「蛇だーー!」と分かってしまったり 「何を食べますか?」「・・・???」(答えはとんぼ)と 聞かれたほうも分からなかったり。 ワイワイと盛り上がって、結局、2回戦までやることになりました。 最後、「コウモリ」が答えの1年生の女の子が どうしても分からないので、しまいに泣き出してしまう というハプニングもありました。 確かに、これは難しい・・・。 コウモリ、という名前は知っていても 姿を見たこともなければ、どんなふうに生活しているか?なんて よほど興味がなければ知りませんよね。 しまいには、みんないろんなヒントを出し合ってましたが 「吸血鬼!」とか「洞穴に住んでる!」とか言っても 1年生さんには分かるはずもなく・・・。 でも結局、私が言ったヒント、 「洞穴の中でさかさまにぶら下がっているよ」で ズバリ正解!してくれて、ホッと胸をなでおろしました。 そこですかさず、みんなにコウモリのことを少しだけ説明。 鳥じゃないこと、おっぱいで子供を育てること、 血を吸うというのはウソだということ、 害虫を食べてくれる人間にとっては役立つ生き物だということ・・・。 話を聞くみんなの真剣な眼差しが素敵でした。 これを機に、コウモリをもっと身近に感じてもらえると嬉しいな。 (タイマグラで毎年実施されている「コウモリ観察会」に招待したい!!) その後、ブナの木を輪切りにしたものに絵を描いて オリジナルコースターづくり、というのを用意していたのですが 1時間はあっという間で、時間切れ。 また来週も、一緒に遊ぶことになりました(^^)。嬉しい~! 一緒に企画してお手伝いしてくれたSさんや、地元の大人の方々に聞くと やはりこの辺りの子供も 外で自然と遊ぶ、ということは滅多に無いとのことでした。 田舎に行けば行くほど顕著なこの現象。 (むしろ、都会の子供達のほうが自然体験は豊か) やはりここも例外ではないようです。 我々が子供時代に外で遊んだ豊かな体験を 少しでも、今の子供達にも伝えていけたらいいね、ということを 話し合いました。 子供時代を過ごした風景や自然を好きになる、ってことは ふるさとを好きになる、ってことに繋がると思います。 ひいては、地域の再生、過疎や自然破壊を食い止める力にもなると・・・。 もし許されるなら、今後もこういった活動を継続したい、 ということをお願いしてみました。 自分の知っている限りではあるけれど 自然の中で遊ぶ術や、楽しさを ここの子供達の「子供時代」にもほんの少し分けてあげたい。 そんなふうに思います。 ・・・といいつつ、実は、私自身がただ「楽しい!」という それが一番の理由なんですけどね(^^;) 準備等でいろいろ気を遣っていただいたSさん、 子供達ひとりひとりへの目配りがさすが!の安全管理員のHさん、 そして、前日、ブナとケヤキの木を ひたすら輪切りしてくれた主様、 感謝しております。 これからもよろしくお願いいたします!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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