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最高気温が0℃を超えることのない毎日。 早池峰山麓、冷え冷えの2月です。 今年は近年にない豪雪と低温だとか。 「あ~カメムシ予報は大当たりだなあ」 などとしみじみ思いつつ 薪ストーブの周囲から動きがたい日々を送っています。 編み物は、そんなときにも 都合のいい言い訳になります。 指を動かしていれば、「何もしていない」という状況ではない という・・・(^^;) 秋に教えてもらった、簡単オーバーソックス。 覚えたらこればっか!というパターンですが せっせと編んでます。 あとは読書。 今ハマッてしまってるのは「平家物語」。 これは、大河ドラマの影響もあって再び・・といったところなのですが 初めて読んだのは小学4年生のとき。 「武士」というものたちが少しずつ力を持ち始めてきた時代。 その「在り方」のようなものに なぜか幼い私は感銘を受けたのでした。 例えば、合戦の際にはいちいち名乗りを上げたり 先陣争い、などといって とかく「名」を挙げて「名」を惜しむ。 カッコいい!と思ったんですね~・・なぜか。 源平合戦の様々な戦いも、いちいちエピソードが面白くて 惹き込まれました。 さらに、この物語には 様々な人間性も描かれていて 登場人物の「キャラが立ってる」とでもいいましょうか そういうところにも、惹かれた覚えがあります。 あまりに面白かったので、続きが読みたくて 「平家が滅びた後は源氏の世の中になったのだから」 と「源氏物語」がその続きだろうと思い込み、 あやうく買いそうになってしまった・・という 後日談もありますが(^^;) 小学4年生の時に買ってもらった本。(小学生用に易しく書かれてあります。)ずっと大事に持ってました・・・) おかげで、平安末期から鎌倉時代のことに関しては ちょっと詳しくなりました。 鎌倉は憧れの地でした。 ちょうど今、中1息子が歴史でその辺りのことを学んでいるので 「読むべし!」と薦めています。 思えば、「あさきゆめみし」「日出処の天子」・・・などといった 漫画によって歴史を学ぶことって多かったなあ。 歴史(日本史)が面白いのは、 この日本という国の流れの中で 何度も大きな変わり目があって その時代ごとに、様々な魅力的な人物が 精一杯その「生」を燃やし尽くした、という事実に 現在を生きる同じ日本人として 爽やかな感動があるからです。 今、おそらく大きな変わり目を迎えているこの国の これからの歴史が 後世、どんなふうに語られるのか。 ふとそんなことを考えたりもして・・・。 ・・・・・ 名ばかりの立春も過ぎ 寒さの緩急もつき始めてくるのかな。 室温が15℃にまで上がると 天井裏で冬篭りしているカメムシたちが動き始め ポタポタ落ちてきて ちょっとあり得ない状態になります。 (いったい天井裏に何匹滞在しているのか・・・?? おそらく万単位!?) 彼らの冬篭りが無事終わることも祈りつつ もう少しの間、この時間を味わうことにいたしましょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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