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中3の息子は、よく自分で髪を切る。
3次元の造形に弱い私としては、よくやるよなあ…と感心するばかり。 彼が幼い頃、私が髪を切ってやるといつも、バッツリと平面的にまっすぐラインで仕上げられ(どんぐり坊主と呼んでいた)そういえば嫌がっていたっけ。 だから今は、自分で切る。 なかなかどうして、けっこう上手い。 対して、私は お気に入りの美容師さんが見つかれば、その人に頼りきり。 長年ショートヘアだったこともあり、実は美容師さんの腕にはうるさい。 宮古で1人、いい人が見つかったのでずっとその人に任せていたのに、半年前、その人が仕事を辞めてしまった。 以来、ずっと、髪を切っていない。 どうにも最近、まとまらないし髪型が決まらない。鏡を見るのが鬱陶しいくらいに。 なんとか新しい美容師さんを探さなきゃ、と思いながらも、つい放ったらかし。 髪型がヘン。気持ちも、なーんか憂鬱。 今日、風呂上りに 洗いたてボサボサの髪で ふと鏡の前に立ったとき。 そうか、自分で切ればいいんだ。 いつもこの場所で髪を切る息子の姿が浮かんだ。 中途半端な長さの前髪を、思い切って、バッツリ。 なあんだ、そうだったのか! 自分で自分の髪を切ることを ずっと怖がってきた。 自分の感覚を信じてなかった。 できない、と思いこんでいた。 やってみればできる。 こんな歳になっても、なお、 すごく当たり前のシンプルなことに ハッとする瞬間があるんだな。 そんなことを思った、夜。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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