二男のインフルエンザの恐怖の思い出
今、タミフルの異常行動について、いろいろと話が持ち上がってますが、私の二男のインフルエンザの恐怖の経験談です。二男が、点頭癲癇で入院していて、やっと退院できた矢先のこと。入院がH8,9月の中ごろ。退院がH8,12月27日でした。そして、年が明けてH9年、長男の幼稚園入園もおそがけに決まり、楽しく過ごしていた3月の事。今年のように、こんな遅い時期に二男はインフルエンザになりました。丁度、満一歳の誕生日が過ぎて頃のこと。今年と同じように、この時も休みの続いた週末でした。病院も休みだし、以前に病院で貰っていた解熱剤を使い寝かせてました。熱は下がっても、またすぐ上がります。咳もしてミルクを飲みません。飲んでも吐き出してしまいます。そんな夜中に、いつものように夜中もずっと様子をみていて、口が渇いているので、ミルクを飲ませようとしても飲もうとしません。それに....目線が合わないような変な感じなのです。怖くなり、翌日救急車で大学病院へ。丁度、救急のところに、前年に点頭癲癇で入院してた時担当だった小児科の先生がいました。二男の様子を見てびっくりし、すぐに処置室へ。後から説明された病名は「ライ症候群」。脳症の一種で、腎機能がわるくなるのが特徴だとか。幸いにも、後遺症も無くすみましたが、医師いわく「後一日遅かったら、後遺症よりも命も危なかった」と言ってました。休み明けの翌日まで待たなくて良かったと、胸をなでおろしました。たしか、1997年頃はタミフルが出来てなかった時じゃないかな.....で、解熱薬による脳症が注目される前でもありました。その時以来、インフルエンザには二男も長男もかかっておりません。正直言って、二男に移るのがとても怖かったです。もちろん、このときのことを思い出すからです。だから、今回、タミフルにより、比較的に軽く済んでよかったと思ってます。熱の出た当日に服用させ、翌日の夜には熱は下がっていた。つまり二日間だけ熱が出て、三日後には直っていたと言うこと。長男の時も、二男の時も、決してそばからはなれず、夜もずっと起きてました。たとえ、子供が中学や高校生であっても、高熱なんですよ。心配ですよね!精神錯乱が、熱やインフルエンザによるものなのか、タミフルによるものなのかははっきりわかってない以上、怖い病気と考えてます。脳炎をおこしたものしかわからない恐怖ですよね。ある一人の医師が、テレビで、「薬を飲まなくても、暖かくして寝ていれば2,3日で熱は下がる。だから、私は絶対反対です。」なんて話していたけど、また別の大阪の医師によれば、乳幼児の死亡率が以前より低下したと言う結果も出ていると言っており、乳幼児にとっては、または老人や障害児などの弱者にとっては、命を守れる薬であることも確かなのです。私は、禁止ではなく、要注意の薬として、患者や患者家族に医師はよく説明し、自分たちの選択で飲む飲まないを決めてもらうようにしたらどうでしょうか。とにかく、テレビのメディアの影響で、「飲まない」と言うものもいたり、「いや、子供が高熱を出して苦しんでいるのを助けてやりたい..から飲ませる。」と言う人もさまざまです。これは、禁止できないと思ってますよ。そりゃ、お子様をなくした方たちは納得いかないのもわかります。他人のせいにするのではなく、自分たちで判断して子供をずっと見ててやれないなら、飲ませないのを選び、付いていられるなら飲ませばいい。安全じゃないから、怖いから飲まないならそれでもいいじゃないですか。各自で個別に注意を払う。それしかないでしょう。でも、インフルエンザにより脳の病気まで引き起こす病気です。精神錯乱になるものもいても(高熱ですから)不思議は無いように思います。メディアがテレビでごちゃごちゃ言ってるのも困りものです。そのうち、国がきちんと調査し、結果を出してくれるでしょうね。あ、その前に、今は流行ってても、そのうちインフルエンザも終わるでしょうね。(^∇^)アハハハハ!