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今日は町田市民ホールでの公演。
最寄り駅が小田急線柿生の私は、町田まで各停で三つ。今回のコースで一番近い会館です。 主催の町田演劇鑑賞会さんは今年創立21年目。文化座は98年の「青春デンデケデケデケ」以来なんと8年ぶりに呼んでいただきました。 ちょっと寂しいかな。かつては三年連続で呼んでいただいたこともあったのですが・・・。 というのも、ここ数年は新劇系の劇団ばかりでなく、小劇場や様々なプロデュースグループの作品、いわば他の鑑賞会さんでは取り上げないようなものを、たくさん例会作品として取り上げているからです。独自路線を歩む、といったところでしょうか。 ぜひ、この「百マイル」で、文化座を見直していただきたい、そんな思いで臨みました。 もう一つ。事務局長さんに頼まれて、バックステージツアーを行いました。参加者は5名だけでしたが、町田の皆さんに常日頃お世話になっている私はこころよく引き受けました。5名のうちお二人は、今日初めて町田で芝居をご覧になる、鑑賞会に誘われたけれどすんなりと会員にならずに様子を見に来た・・・というご夫婦でした。 このご夫婦に会員として芝居を観続けていただくためには、「百マイル」の出来はもちろんですが、私のツアーの案内も大事だな・・・とにかく芝居に好印象をもってもらわないと・・・。 くだらない冗談をとばしつつ、楽屋、舞台の袖まわり、客席の音響操作ブース、照明調光室、照明ピンルームを30分ほどかけて案内しました。 皆さん感心しきり。お客さんにとっては、普段目にすることのない、舞台の裏側を垣間見ることは、楽しくてしかたがないことのようです。あのご夫婦がどんな感想をもらしていたか、入会されたか。事務局長さんに聞いてみようと思います。 いい芝居、見ごたえのある芝居を創ることはもちろんですが、新しい観客を増やすことに、もっともっとエネルギーをかけないといけないのかな・・・そんなことを思った一日でした。 橘憲一郎 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.13 17:54:17
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