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カテゴリ:心のこと
夏休みの後半、子供達を何度か市営プールに連れて行った。
一番浅い所で140cm、深くて150cmもある。 家の子は、全員120cm代…、どう考えても頭も出ない。 25m泳げる子は、3人の内、一人しか居ない。 後の二人は、変なクロールというか、犬掻きというか、バタフライというか、それの混じったのでなんとか泳いでいる状態。 それでも、楽しいから連れてって~と言われて行きました。 浮き輪は2つ。それに近所の子が何人か。もちろん大人同伴。 初日、一つの浮き輪に、何人もしがみついていた。 ふざけているんだろうけど、それを無理やり離そうとしたり…、危ない。 ちょっと行くと、今度は苦しくなって、足を着こうとする。着かない。 んで、隣の人につかまろうとする。隣もアップアップ。 そう、すがっていく、頼っていくのだ。見ていて、あれが一番怖い。 とっさに自力で、何とかしようとせずに、相手に頼る。 相手も、浮き輪を投げてやれば良いのに知恵が回らない。 一つの小さい浮き輪に何人もしがみ付いて、おぼれそうになっている。 泳げる子は、自力で泳ごうよ!。泳げない子に、貸してやれよ!。 これ見ていて、自分と重なった。 私も、相手にすがっていたなぁ~。自力で出来ないと、最初っから回りを頼りにして「何とかしてください」とやっていたなぁと思った。 私がすがってしまったちょっと怖い失敗話があります。 父が入院していたとき、何度も見舞いに行ったのですが、行く度に悪くなる。 しかも、毎回、「何とかしてくれ~」などと言われ、「帰るな」と言われ…、 さて、どうしたものかと思っていた時、お世話になっていたヒーラーさんの事を思い出したんですね。 で、月に一、二度、父をヒーリングしてもらっていました。 最初の頃は、「痛い、痛い」と言っていたのが、次の日は、「痛くない!」状態になり、かなりの効果を実感しました。 が、末期の末期になってくると、そうも行かず、「今週が山です。」と言われ続ける日々。ちょうど、妹の結婚式も重なっていましたし、何とか今週は生きといてね!と思っていたのです。 で、後から聞いたのですが、そういう時期に、その方、ある日突然、調子が悪くなり、倒れそうになったそうです。 後から、どうやら、私が出した「父を何とかして~」という、すがるエネルギーが、 その方の所へ飛んで行ってたらしいのです。 ヒーラーさんも、普段は普通の方。日常生活があり、防御もされていません。 そこに、私の「何とかして~」の強いエネルギーが飛んで行って、一瞬、体調が崩れた…と。 まさしく、念を飛ばすってやつですね。 自分が、念を飛ばしたってのを初めて実感として、知りました。 かなり恐怖です。今まで、念を貰うってのは何度か感じていたんですけど…。 もしかして、私それ以上に出しちゃっていたんだ。 これを実感しました。 そう、「すがっちゃった」んですね。 その時は、父を死なせたくなかったんですね~。 肉体的には誰がどう見たって、生きている状態からは遠くなっていたんだけど。 最後には、私自身も納得して、「良い死に方が出来るように、思いを残さずに死ねるように」と思っていましたが。葛藤がありました。 子供のプールに付き合って、私自身の「すがる」という癖、「思いは伝わる」という事を実感した事件でした。 心の中で思うことさえこれだけ伝わるのです。 常に、良い思いだけで私の心を満たすだけで、回りも楽になるし、子供の病気だって減るかもしれません。心=思いは、大事です。 マイナスな事、考えるなら、いっそ何も考えない方がよっぽど良い!ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月02日 13時41分59秒
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