これといって、ひとに告げるべき何事も起こらず
これといって、こころ動かされることもなく
ただ、なすべきことをなし
おさめるものをおさめていく。
当たり前に朝から晩まで時間がながれる
でくのぼうのようないちにち。
こんなこと繰り返してたらあかん、
などと焦ることもなく
もっともっと、と求めることもなく
自分の輪郭におさまるこのいちにちを
ヨシ!と引き受ける。
それでも、今日のそらのいろは、
今日の日差しや風は
昨日とはすこしちがうな、と
日々のかたむきを感じながら
流れる時間に指をひたすように
いちにちを思う。
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