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分太郎の映画日記

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2007.02.26
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 スーパーヒロインもののコメディ映画というより、いわゆる『オースティン・パワーズ』(1997)系の“お馬鹿映画”。
 『Gガール 破壊的な彼女』評価:☆☆
 半年の間、彼女無し状態だった設計技師の主人公(ルーク・ウィルソン)は、地下鉄の中でナンパしたブラウンヘアーの美女が実はスーパー・パワーをもったGガール(ユマ・サーマン)だったことを知り有頂天になる。しかし、彼女は激しやすくて嫉妬深く、おまけにセックス好きだった……。

 一言で、ちょっと弾けたりない、というのが素直なところ。設定自体はいかようにも面白くできるのに、こじんまりとまとめてしまったというか。下ネタ系に行くなら行くで、もっと徹底すればよかったと思うけど。
 悪役?の教授も、監視用のロボットハトを使って思わせ気に登場しながら、マッドサイエンティスト的な役割は全然果たしていないところも、主人公の同僚(レイン・ウィルソン)の方には結構いい役を与えていただけに、何かもったいないなぁ。
 あと、予告編で面白系のネタをほとんど開陳してしまっていたのも、何十回と予告編を見た(見させられた)私的には大きなマイナス。予告編にないネタとしては、中国人相手のプレゼンのシーンくらいか。

 それにしてもユマ・サーマン、よっぽどコメディやりたかったみたいですね(『プロデューサーズ』は周りが濃すぎたし)。

 ところで、『Gガール』の“G”って結局なに?

Gガール 破壊的な彼女
【製作年】2006年、アメリカ
【配給】20世紀フォックス映画
【監督】アイヴァン・ライトマン
【脚本】ダン・ペイン
【出演】ユマ・サーマン、ルーク・ウィルソン、アンナ・ファリス、エディ・イザード、レイン・ウィルソン ほか

公式サイト
http://movies.foxjapan.com/Ggirl/





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最終更新日  2007.04.04 10:22:21
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