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ネットを見ていると、
1980年代某テレビ局が、陳式太極拳発祥の地として有名な陳家溝を取材した映像を見る事ができました。 当時の話、陳家溝には、2000人ほどの人たちが生活しており、先祖代々にわたり陳式太極拳が伝えられ、毎日のように練習されているそうです。 その中で、名手として3人が紹介され、剄を出すとはこう言うことだと、気合とともに陳式太極拳独特の発剄が披露されていましたが、空打ちの動作だけでこの人の功夫は相当な物だと感じました。 説明のなかで、動作とともに気を巡らすと言う表現がされていたと思います。 日本古来の武道にはない概念であり、言葉で説明して理解できるものでもありません。 長年、伝統的な太極拳を続けてきた甲斐あって、最近ようやく「気を巡らす」感覚を身をもって体感できるようになりました。 この感覚を体感できるよになると、感覚を研ぎ澄ますために自然と套路の動作もゆっくりになってきます。気を練ると言う表現をしますが、より動かない方が、この感覚が鋭くなるようです。 立禅や座禅をするにしても、この感覚があるのとないのでは天と地の差があるように思います。 この感覚が養われるまでは、じっとしている立禅などは苦痛にしか感じません。 上達の度合いに応じて練習方法は変わってくるのだと・・・ 先人たちが切磋琢磨して体系化した練習方法には、すべて意味があり、達人の領域に達して初めてそれが理解できると感じております。 社会人ゆえに、練習時間も限られますが、達人の領域に一歩でも近づくために、精進しなくては・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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