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ワンインチパンチといえばブルース・リー
ロングビーチでのデモンストレーションをビデオで拝見することができます。初めて見たときには、かなり衝撃を受けました。どんな練習をすればあんなすごい事が出来る様になるのだろうかと・・・ 私個人の想像ですが、現在武道に携わっている者のなかには、ワンインチパンチをデモンストレーションできる人は多数いると思います。なぜなら、私自身が衝撃力はそれほどないにしてもできるからです。 中国武術では寸剄といいますが、同じ門派の兄弟子とその話になった時、身体操作の仕方(コツ)さえわかれば、そう難しいことではないという結論に至りました。 それなら、身体に直接触れた状態で剄を出すのはどうなのだろう?やっぱり気の力なのだろうか・・・ 私の師匠から聞いた話になります。 30年ほど昔の話になりますが、当時は空手をやっていて体力的にはピークの20代、現役バリバリの頃にたまたま楊家秘傳太極拳第四代傳人 王延年老師の道場を訪問したそうです。 その時、王延年老師は何でもいいからかかって来なさいと言われ、襲い掛かった次の瞬間には数メートル飛ばされていたと言います。 身体に手が触れた次の瞬間には飛ばされて、何が起こったのか?何をされたのはわからなかったと言います。これが、寸剄より難しい発剄にあたるのでしょう。 王延年老師は、これが楊家秘傳太極拳で養った内功の剄なのだと言われていたそうです。 最初は、壁に畳が立て掛けてあるので不思議に思ったそうですが、寸剄などで壁に飛ばされても怪我しないようにと配慮されていたわけです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月14日 19時16分29秒
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