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荒川先生は、京都大学卒・同大学院卒をしてから、スイスやドイツの研究所、現在はイタリア・ミラノで
分子腫瘍学研究所に在籍しておられる先生です。 分子生物学の研究で、PCR検査を日常的に使用されており、現在新型コロナの検出に使われている方法に警鐘を鳴らしています。 以下の記事は、荒川先生が、2021年6月19日に投稿された内容です。 「パンデミック」の謎 荒川央 (あらかわ ひろし) 2021年6月19日 04:00 ウィルス感染症の基準で大切な事は2つ。 他人に感染させるか、そして本人に症状があるかです。 コロナウィルスの場合は軽症であれば自然に治癒する事も多いですので、治療は重症患者に絞る事になります。 他人に感染させるためには「生きている」ウィルスが必要になります。 ウィルスは細胞内寄生体で、細胞内の酵素系を使って自身の複製を行います。 ウィルスが「生きている」かどうかは細胞に感染して複製できるかで判定します。 私も日常的に細胞生物学の実験でウィルスベクターの細胞への感染実験を行いますが、ウィルスの感染しやすさはウィルスの1粒子当たりの感染しやすさ x 粒子数で決まります。 ウィルスベクターごとにも異なりますが、1粒子あれば感染するというものではありません。量の問題となります。 ここからは少し専門的になりますが、 Repeat COVID-19 Molecular Testing: Correlation of SARS-CoV-2 Culture with Molecular Assays and Cycle Thresholds Victoria Gniazdowski et al., Clinical Infectious Diseases, 2020 October https://academic.oup.com/cid/advance-article/doi/10.1093/cid/ciaa1616/5940589 Ct値とはCycle Thresholdの事で、規定量のDNAを得るのに必要なPCRの増幅サイクル数です。 細胞に感染可能な検体の平均Ct値は18.8±3.4。 その検体の中にも培養細胞へのウィルスの感染率にバラツキがあって、Ct値が10~20の検体で高効率であり(感染率76.7%)、Ct値が20~30では24.1%、30~40では2.9%に低下。 一方、細胞に感染できない検体の平均Ct値は27.1±5.7でした。 Duration of Culturable SARS-CoV-2 in Hospitalized Patients with Covid-19 Min-Chul Kim et al. N Engl J Med. 2021 Feb https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33503337/ NEJMに記載された研究では、感染性のウィルスが検出されたのはCt値28.4以下の検体だけでした。 ウィルスの感染力自体は発症後7日(最も遅い場合でも12日)で無くなりましたが、PCR検査上では34日経った後でも陽性と出たのです。つまり30サイクル以上のPCRを用いると、感染力を失った7日目後以降のウィルスでも陽性判定となります。実際にはその時点ではもはやウィルスには感染力はありませんが、それでも陽性と判断されてしまいます。 40サイクル以上の増幅でやっと検出されるものは、ウィルスの死骸などのゴミ、似たウィルスとの交差反応などが多いんじゃないでしょうか。そうした検体には感染性のあるウィルスはほとんど含まれていないでしょう。 ちなみに日本のPCRの基準がそれくらいと言われています。 そうなると、おそらく9割以上が偽陽性者ではないでしょうか。 本人に症状がなく、また感染能力があるウィルスを持たないなら、PCR陽性者をカウントしては毎日大々的に発表する事に意味はあるのでしょうか? そもそも新型コロナの診断に使われるqPCR (定量的PCR) の技術は、何サイクルの増幅で遺伝子が検出されるかという「数値」で結果が出るものです。「陽性か陰性か」という「1か0か」でしか結果が発表されない事自体がおかしいのです。なぜなら検査の閾値を変える事で簡単に陽性/陰性の判定自体を変える事が出来るからです。例えば通常の血液検査でも各項目ごとの数値が出るでしょう。 陽性か陰性かが本当に重要ならば、まずはどの基準で陽性か陰性かを決めているかがより重要になります。けれどもコロナのPCR検査ではほとんどのケースで基準そのものが明示されていません。 私自身も日本および世界のコロナPCR検査の各Ct値の基準を知りたくて調べている最中なのですが、大変重要な情報にも関わらずどこにも明示されておらず、困惑しています。情報が非常に見つけにくくなっているのです。そもそも統一した基準を使っているのか、自治体や時期や検査キットごとに違うのか。もし基準がバラバラなら「PCR陽性者」の数字自体には何の説得力もありません。また基準がウィルスの感染力に対応しないならやはり「PCR陽性者」の数字には何の説得力もありません。 Ct値は使用しているPCR検査機器や国によって異なります。以下は主要国のCt値のおおよその基準についてです。 https://my-life-hack.com/pcr-test-ct-value-japan/ 国 Ct値 イギリス 45以下 フランス 40〜45以下 日本 40〜45以下 アメリカ 37~40以下 台湾 35以下 スウェーデン 35以下 中国 37以下 ニュージーランド 18.76〜31.5以下 このように国ごとに相当にバラバラなのです。コロナ感染者数をPCR検査で判定するのにその基準が国ごとに違うなら比較などできないでしょう。コロナの制圧、封じ込めができていると言われている国のCt値は日本よりも低い傾向にあります。そうなるともうニュージーランド基準でもいいんじゃないでしょうか。 コロナウィルスの「パンデミック」自体も本当かどうか分かっていません。 パンデミックの根拠は偽陽性が多いPCR検査での感染者数だけですが、1) 精度の低い検査を、2) 無症状者に大量に行い、3) 他の手法で検査結果を再確認していない事が問題です。 感染症の検査で無症状の方から集めたサンプルを大量にスクリーニングするのもPCRで検査するのも史上初かと思われます。 つまり、Ct値を高くしてPCR検査数を増やすほど「感染者数」は増える仕組みです。検査数及び閾値を変える事によりコロナ感染者数は容易に操作できます。PCRにはそもそも偽陽性が多いのですが、そのPCRの結果が正しいかどうかは検証されていません。遺伝子解析が得意なラボならPCR産物の塩基配列を確認する事も難しくありませんが、そうした解析もあまりされていないようです。 コロナパンデミックを収束させるのは実は簡単です。PCRのCt値を適正な数値に下げれば良いだけです。基準を下げるとコロナパンデミックもいきなり収まるでしょう。私は適正なCt値は30サイクルだと思ってます。その場合「PCR陽性者」は1%程度に減ると予想します。 つまるところコロナパンデミックとは、健康な無症状者を大量にスクリーニングし、意図的に設定した検査基準の結果によって陽性者が多く存在するように見せかけたものではないでしょうか。 それはつまり「捏造」と呼んでも良いかもしれません。 テレビや新聞をいったん離れて考えてみてください。皆さんや皆さんの友人の周りでPCR陽性者は出ましたか?クラスターは出ましたか?出たとして、そうした中で実際にどれくらいのPCR陽性者の方が重い症状で苦しんでおられましたか?コロナで実際に亡くなった方は周りで何名いましたか?テレビで見た芸能人は別ですよ。 歴史を振り返ってみると、パンデミック (疫病の流行)により人口の何割かがバタバタと亡くなるという悲劇も人類は経験してきました。けれども今回の「コロナパンデミック」に関しては正直とてもそんな風には見えません。 マスメディアの報道と自分自身の目で見ているものに差がありすぎるのです。 「コロナの大流行」による都市の封鎖 (ロックダウン)が大々的に報道された私の住むミラノですら、実際には自分の周りでは重い症状に苦しむ方は特に見られませんでした。 コロナ騒動の最初期に報道された、武漢での「道を歩いている方達が突然倒れてその後亡くなる」といったような恐ろしい光景も、実際には私の周りでは見た事も聞いた事もありません。 私の友人のPCR陽性者に症状を聞いてみても、本人は全く無自覚でした。 現在実際に皆さんが苦しんでいるのはコロナウィルス感染の病状ではなく、コロナパンデミックを口実に実行された行動制限や経済への締め付けではないでしょうか? これは医学や科学の問題と言うよりも政治や社会、経済の問題であり、それは人為的にもたらされたものであると私は考えています。 だとすればいくらコロナワクチンを打ったところでこの問題が解決されるとは思えません。 私はコロナワクチン大量接種後のシナリオとして、1) ワクチンによる自然選択がコロナウィルスの進化を加速し、2) ワクチン接種者が原因となるコロナウィルス変異株感染の多発、3) コロナウィルス変異株への対応を名目とした近い将来のブースターワクチンの接種および定期的な接種への移行、へと進むと予測しています。今後定期的にコロナワクチンを打たせるためのワクチンパスポートも目的の1つかもしれません。 (元記事はこちらをクリックしてください) PCR検査の嘘を知れば、まとめると以下のようになります。 1.PCR検査の適正なCt値は30回。Ct値30回ならば陽性者の数は現在の1%になる。 2.PCR検査Ct値40回以上で陽性になるのは、感染力のない死んだウイルスやゴミに反応している。 3.PCR検査はCt値が重要であり、バラバラの基準で「陽性」だ「陰性」だと騒ぐのは無意味 4.皆さんが苦しんでいるのは、感染症の症状ではなく、行動制限や経済への締め付けでは 5.コロナパンデミックは政治や社会、経済の問題である。 5.ワクチンでは解決しない問題。打てばうつほどウイルスの進化の加速、変異種感染多発がおこる。 6.ブースター接種や、定期的な接種へ移行へ進む。 どうですか? この内容が2021年6月19日に書かれています。 全てお見通しでした。 まだテレビや新聞に煽られている皆様へ もう、気がついてもいいのではないでしょうか?? 自分で情報を集めている人達は、もう随分前に、嘘パンデミックを見破っています。 この嘘パンデミックは終了します。 皆様の大切な人を守るために、PCR検査の嘘に気づいてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.01.24 14:32:30
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