きょうのフラワーアレンジメント

ヴィンデント（両面構成）

ヴィンデントとは絡巻状を意味し、
つるなどが絡まる姿がきっかけとなり形成された手法。

枝物にクレマチスの繊細なステムが絡まり合うことで出来る
ラインを生かした空間を表現するのが、
きょうのポイントでした。

水を吸わせたフォームを花器にセット

うんりゅうやなぎを空間が大きく取れるように長めに挿し

きょうの花材である

アスチルベやデルフィニウムを絡まして挿し

中央にラウンド型（丸い型）に

スノーボールや

スプレーカーネーションなどを挿し

クレマチス、ベアグラスを挿して出来上がり。

きょうは何処から見てもいい両面構成です。
４方向から撮ってみました。

空間を生かしたデザインで
その花材の持つ雰囲気を最大限に意識して制作しよう
ということだったので、
形をどうやって作ろうかと
考えながらのアレンジでした。

なんとなく形が作りづらそうなものに見え、
デザイナーズアレンジの時のような
余り気のりしないような心境でしたが

このデルフィニウムやスノーボールなどのきれいな花材を見たら
その気持もどこかへ飛んでしまい
楽しい時間へと変わって行きました。

やはり花って癒されますね～
デルフィニウムのこの涼しげな色が大好きです。
　気持がウキウキして・・
気がついたらこんなに多いと思っていた花材も
全部使い切り早く仕上げることが出来
とても意外でした。