きょうからお盆さん。
こちらではナスやキュウリを使って
このような精霊馬をつくりお供え物と一緒に
盆ゴザの上に飾ります。
ナスやキュウリを牛馬に見立てた「精霊馬」
先祖の霊は来る時にはキュウリの馬で早く来て
帰る時にはナスの牛でゆっくりと帰るとされています。
少しでも長く先祖の霊といたいという子孫の願いが込められ
昔からこの形が絶えることなく受け継がれています。
背に載っている白いのは生麺で手綱です。
スーパーへ行くとこの生麺が小さな袋に入って
盆ゴザに1つずつどうぞと置いてあり
無料で付いて来ます。
足はおがらでつくってあります。
おがらは盆ゴザとセットで6本付いています。
1本はこの馬や牛の足用に。
お盆さんを送る時に
お供え物と一緒に1本杖として持たせます。
残り4本は我が家では迎え火と送り火用に
門のところで焚いています。
そのつもりでついていると思います。
これがおがらです。
きょう3本使ったので後は16日の杖用と送り火用です。
迎え火を焚く前にお墓の掃除に行き
ご先祖様をお迎えに行きます。
明日はお寺さん1日大忙しの1日です。
たくさんの檀家さんを住職さんと副住職さん(親子)が
手分けでお経をあげに来てくれます。
1日で廻るので大変なことです。