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2004年03月03日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は前回の続きを書こうと思います。

今昔新聞比較をしてごらん。私が尊敬するある方が言ったと前回の日記に書きましたが
そこで、それをやってみるといろんなことが見えてきました。

まずバブル前後の比較。新聞を眺めると
同じ国とは思えないです。
読んでみました1989年の新聞を。

連日株価が上がり、株だ土地だ大儲けした人の話が週刊誌を賑わしているではないですか!
今はグッドウィルで活躍する折口社長がプロデュースしてたジュリアナ東京で
踊り狂う人々・・・。

一方現在は自殺、事件、自己破産、倒産。暗いニュースのオンパレードです。

わずか15年前なのに全然違う世界が広がってました。

新聞というメディアでさえ熱気が伝わってきます。
映像を見たいなあと友人に相談すると
「あるぜ、NHKの深夜3時くらいにやってる映像散歩って番組みてみろよ」と。
そこで録画して見てみると、ワンレン、ボディコンで踊り狂う人々。
懐かしいという気持ちとものすごい違和感というなんだか不思議な感覚です。

そして私はフト考え込みました。
あの熱気に満ちた絶頂の時代、その後の土地、株の暴落を冷静に見抜いて
逃げた人はいなかったのかなあと。

私の興味は今度はそっちに移りました。
調べてみるといるではありませんか!

例えば商工ファンドの大島社長
APAホテルの元谷代表、ホテルなどの再生で名を知られた
加森観光の加森社長・・・・。

今だから分かりますが、このすごさに私は驚きました。

上がるから買う、買うから上がるでどんどん上がる時には
素人が入ってくるものです。あまり考えなくても儲かる時代だったのでしょう。
しかし、そんなことが何時までも続く訳がない。
本当の目利きが冷静にその先を見抜いてこっそり売り逃げていたのです。

ガルブレイスの本に「バブルの物語」というのがあります。
世界中のバブルで人がなにを思い、どう行動したのか、結末はどうなったのかが書かれています。
この本を読むと絶頂の後はいつも悲惨な結末が待ってることが分かります。
人間は同じことの繰り返し。そしてこの本の副題にはこんなフレーズです。
「暴落の前に天才がいる」
暴落直前の絶頂期、誰もがうらやむ大天才が大儲けをしてマスメディアに紹介される。
そしてガルブレイスはこうも言っています。
「それらの天才はその後投獄されるか、とんでもないペテン師として断罪される」と。

15年前のバブル期の天才達を思い出しました。
IEIの「高橋治則」、彼は環太平洋不動産王と呼ばれ、自家用ジェットで世界を飛び回りました。
一兆円の資産を持つ男として雑誌にも取り上げられました。

料亭「恵川」の女将「尾上縫」今はみずほになった興銀を巻き込み
金を引き出し、株投機に手を染めました。家の神棚に祈り、ご神託を元に
投資判断をしていたということです。

2人とも今は罪人になりました。

バブルという時代を挟んで沈んだ人、浮上した人
その差は時代の変化を見抜けたがどうかにあるようです。
「このまま続くはずはない」「なにかおかしい」
というセンサーと自らの判断軸を持ってるかどうかに鍵がありそうです。

バブルの絶頂で売り逃げた人々は、浮いた金で
そのときに割安なものを仕込み、バブル崩壊後その仕込んだものの価値が上がり
浮上したようです。

そんな人々が今何を見てるのか?私の興味をまた移ってきました。
先読みの成功者のアタマの中身を分解し、その先読み法を盗む、
さらにこれから先何を予測してるかを調べること。

ここから更に時代を読む、次のニーズを掴むための視界が開けてきそうです。








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最終更新日  2004年03月09日 19時17分42秒
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