日経MJ記事より
日本と同じく、フランスも高齢化が進んで、
認知症の家族を自宅で介護する人が増えているらしい。
先進国に共通する悩みであろう。
その認知症の家族が孤立してしまう事も社会問題化している。
そこで注目されているのが、
介護で悩む家族の為に共同で立ち上げた団体だ。
介護の先輩ボランティアによる電話ネットワークである。
大手企業からの資金サポートに基づいて、
SNSのアルゴリズムを誰でも使える電話に応用した。
個人情報保護を厳守し、膨大な数のコールにも対応出来るプラットフォームを構築したのがポイントだ。
ボランティアには介護の経験だけでなく、
傾聴力、共感力などの能力を備えた信頼出来る人を厳選している。
フランス政府の支援も得て、関連NPOとの協力体制と整え、半年のテスト期間も終わり、いよいよ年内に本格始動する予定だ。