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2007/02/18
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今朝の地元紙に新書のミニ書評としてウェブ2.0関連の3冊が紹介されていた。
書評イントロ「新聞や雑誌にウェブ2.0という言葉が氾濫している。インターネットの世界が新段階に入ったという意味らしいが、どこが「新段階」なのか気になる人は、次の三冊を読まれるとよい。」

次世代ウェブ グーグルの次のモデル
書評「ウェブ2.0論では定評のある佐々木俊尚の同著は、精力的に取材して、インターネットを使った新ビジネスを多く紹介している。「検索エンジン」の使い方の僅かな違いで、成功と失敗が大きく分かれるこの世界は、まずるパズル解きでも見ているような気になる。

ウェブが創る新しい郷土 地域情報化のすすめ
書評「丸田一は、同著で、地域の再生にインターネットを活用した「地域情報化」を提唱する。丸田は既に10年間インターネットによる地域活性化というテーマに取り組んできたという。




ウェブ新時代の「口コミ」戦略 ナンバー1になるためのビジネススタイル
書評「小池晋一の同著は、インターネット上のマーケティングを理論化しようと試みている。ここでも、問題になるのは急速に発展している検索エンジンだ。今の消費者は、関心を持った製品について「検索」してから「購入」し、さらにその評価を「共有」しようとするのだという。」




書評結語「佐々木も小池も指摘していることだが、インタネット上の新ビジネスは、あっという間に陳腐化してしまい、開拓したはずの市場もすぐに飽和する。また、丸田が記しているように、インターネットが社会に与える影響は先読みが難しい。こうした世界にコミットできるのは、よほど忍耐強い人か、かなりの楽観主義者ではないだろうか。
技術の複雑さではなく、この独特の不確実さが、人々のウェブ2.0に対する取り組みに、温度差を生み出しているように思える。」(東谷暁・ジャーナリスト)

この東谷という方、あんまりネットには詳しくないような感じ(私も人のことは言えないけれど。)。ビジネスの陳腐化はネットだけでなく、いまやどこでも起こっていること。楽観的であろうとなかろうと、ある程度ネットに関わっていかざる得ない。

とまぁ、書評に対する感想はともかく、1冊目と3冊目は私も書店でパラ見したことがある。
いずれもし740円前後の新書だから、2冊では1500円(=送料無料)にならない。どうせなら、3冊まとめて買ってしまうか。


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最終更新日  2007/02/18 10:34:10 AM
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