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カテゴリ:ソーイング・ハンドメイド
昨年の夏ごろから検討していた初ロックミシン、冬のボーナスで買いました! 機種はベビーロック縫工房BL76W、カバーステッチもできる複合機です。 ロックミシンに触ったこともない素人がいきなりオールインワンの機種、なんて無謀なのでしょう! でも、調べていくと『カバーステッチができる機種にすればよかった~』なんて購入した方の意見もあったので後悔しないように最初からカバーステッチができる機種を検討していました。 買い物っていつもそうですがいろいろ見ているうちにだんだんと目が肥えてきて結局はオーバースペックのものを買ってしまう・・・。 その辺の話は一度書いているのでこの辺にしてここからは実際に使用してみての感想。 【説明書】A4サイズで5ミリくらいの厚み。PC-8000の説明書よりぜんぜん薄いし、大きい図がメインで簡潔。カラー図解なのでどの糸がどこから出てくるかがわかりやすいです。逆に言えば初心者の私には簡潔すぎて縫い始め・終わりの処理は?とかちょっとした疑問で行き詰まることも。そんな時に役に立ったのが『クライ・ムキのla la laロックミシン・ソーイング』でした。 【フットコントローラー】家庭用ミシンと違ってON/OFFが激しいので踏み込み具合が難しいです。ロックミシンにも“カメさんマークやウサギさんマーク”の速度調節機能があればいいのにって思います。とにかく、私が動かすと動き始める前はしばらく“ウィ~~~ン”ってアイドリング状態、動き始めると“ダダダダーーーッ”なので焦ります 【糸や針の付け替え】エアスルーシステムで糸通しができるので簡単です。ミシン前面のカバーを開けたところにある穴に糸の先を2~3センチ差し込んでレバーを強く押すとミシン内のパイプを伝ってひゅるひゅるっと糸が出てくるシステムです。実際に試してみた感想としては構造は原始的で、エアレバーは自分の力加減で弱く押すと空気が漏れてしまって糸が通らなかったり、途中で止まったりしてしまうので、力強く『ふんっ』と押すのがポイント。昔、小学校にあった足踏みオルガン的な送風システムがミシン内部にあるのではないかと思うのですがどうでしょう?このシステムは特許を取得しているので、糸通しが面倒ならベビーロックをオススメします。いずれにしても、針や糸の付け替えはタイムロスになるので、作業工程を考えて最小限の付け替えになるようにしないとね! 【トリムビン】ロックミシンの注文時に一緒にトリムビン(切りくず受け)も注文しました。商品画像を見る限りでは小さい部品かと思いきや、これがでかい!(30センチ四方はあるかな?)付属のビニール袋を白いプラ製の土台部分に装着してミシンの下に敷き、落ちてくる布の切れ端を受け止めようという商品です。ロックミシンを自分側の机の端ぎりぎりにセットして、トリムビンの穴部分は机からおなか方向の宙に浮いた状態で使います。(←わかりづらっ!)でもどちらかといえば、落ちてくる布の切れ端よりもミシン本体に静電気で張り付いた布くずの掃除の方がやっかいだと思うんですよね~。実は一度も使っていません ^_^; 【防振・防音用マット】グレーのマットに赤い字で大きく『baby lock』と書かれたマットでミシンの下に敷いて使います。ロックミシンって普通のミシンと比較して騒音が大きくて気になります。そしてミシンの裏側についている吸盤の吸い付きが良いのでお気に入りの机に跡が付かないかと心配です。今のところ楽天ショップでは取り扱っているお店がありません。トリムビンよりこちらの方が欲しいかな 【ミシン糸】出荷時のテスト用か購入店のサービスか、ためし縫いをした布と白色の糸が5本、インターロックの設定でセットされていました。自分で用意する糸ですが個人的意見として生成り、黒、茶の3色があればいいかなと。地元のお店で買えるミシン糸はひと巻き400円超なので5巻きも買うと結構な出費です。私のこれまでの使用歴を考えると4巻きあれば事足りる状況です。今は業務用を小分けしてくれるネットショップもあるのでたくさん使う場合はそういったサービスも検討しようかなと思います。 【使わない時は】今のところ、必要な布物をヒマな時に作っているような使用状況なので使うときだけ出して普段はダンボールに入った状態で保管しています。付属品も結構ついていますから、それらをコンパクトに保管できるのが商品が梱包されていたダンボールなのです。 【購入金額】表示価格の半額以下でした。お店によってそれこそピンキリなので、『値段を聞いたら買わなきゃ・・・』なんて尻込みしてたら大損することになるかも。お目当ての機種を扱っているお店に片っ端から問い合わせして、送料や楽天ポイント、アフターサービスやおまけなど総合的に考えて一番オトクなお店を選びましょ!ちなみに、私は問い合わせをして当日返事が返ってこなかったお店は値段どうこう関係なく却下しました。そして丁寧なアドバイスをしてくれたお店にはお礼も忘れずに。 【まとめ】数件のお店に価格の問い合わせしたところ『オーバーロック(いわゆるロックミシン)』と『カバーステッチ専用機』の2台を買った方が安いし、針や糸替えの手間がないし、カバーステッチの縫い目もきれいですヨ~、というアドバイスも貰ったのですが、そこそこ場所をとるミシンが2台(直線縫いのミシンも入れれば3台)が部屋にあって、それほど使わなかったりしたら夫にいやみの一つでも言われてしまうかも?なるべく目立たないように、存在を隠したい・・・複合機を選んで正解でした。 【結局は】使用頻度の問題だと思うのですが、ヘビーユーザーで常に出しっぱなしにしておける作業スペースがあるなら針替えの面倒ないし、縫い目もきれいだし、安いので『オーバーロック』と『カバーステッチ専用機』の2台買いがいいでしょう。でもアパート暮らしで年に数度しか使いません、という私のような人には複合機バンザイヽ(^o^)丿です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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